2019年04月24日
5回戦@マツダ 広島5−0中日 3発で快勝!野村投手好投2勝目! 6連勝で借金2。
広島長野が本拠地1号、欠場の鈴木誠也思いやる
4/24(水) 22:18配信
広島対中日 3回裏広島無死、長野は右越えにソロ本塁打を放ちベンチ前でナインの出迎えを受ける(撮影・栗木一考)
<広島5−0中日>◇24日◇マツダスタジアム
主砲不在の重い空気をもバットではねのけた。3回だ。広島長野久義外野手に待望の移籍後初の本拠地弾が飛び出した。
中日先発山井の外角球をたたいて、右翼ポール際に放り込んだ。試合中には「いい風に乗ってくれましたね」と談話を出したが、無風だった。試合後「こんな雨の中でファンの方が超満員で応援してくれたので、力になりました」と口にした。長野は目に見えない声援とチームの確かな力が、追い風と見えていた。
1発攻勢で一気に主導権を握った。2回、会沢がフォークを拾い上げて左翼席へ先制ソロ。3回には2番菊池涼が左中間席に豪快にたたき込み、鈴木に代わり右翼に入った3番長野が、4月2日中日戦(ナゴヤドーム)に続く菊池涼とのアベック弾で続いた。鈴木が欠場した2試合で連続打点を記録し「本人が一番悔しいと思う。みんなで頑張って。勝てば救われると思う」と主砲の気持ちを思った。
首脳陣の策が見事にハマった。右腕の山井は今季ここまで、左打者の被打率6分9厘に対し、右打者の被打率は3割3分3厘だった。広島は三塁に安部ではなく、小窪を起用。2番から4番まで右打者を並べ、会沢を6番に上げた。序盤に3人の右打者でアーチ攻勢。4回でKOした。緒方監督は「長野のホームランも大きかったね。理想の攻撃」と、先制、中押し、ダメ押しの攻撃に納得の表情。6連勝で最大8の借金は2まで減らした。コイの季節を前に、確かに広島打線は追い風に乗っている。【前原淳】
鈴木選手がいない中でも、広島東洋カープの勢いは止まりませんね。
打線は2回裏、中日先発の山井投手を攻めて、會澤選手がレフトスタンドへ先制のソロホームランを放ち、1−0としました。さらに1アウト1、3塁のチャンスで、野村投手がスクイズを成功させて、2−0とリードしました。會澤選手にホームランが出て、野村投手がスクイズを決めた事で、広島バッテリーに勢いがつかない訳はありません。
3回裏は先頭の菊池涼介選手が左中間スタンドへソロホームランを放ち、3−0。さらに続く長野選手がライトスタンドへソロホームランを放ち、4−0としました。長野選手のこのホームランはチームにとっても、長野選手自身にとっても大きいと思います。開幕から打撃も守備も今一つではありましたが、ここ数試合は徐々に状態を上げてきています。そんな中での今日のホームランは、長野選手を3番で固定する事を決定づけたのかなとドリヨシは思いました。
先発野村投手は初回の立ち上がり、2アウトから中日大島選手にヒットで出塁を許すも、盗塁に失敗して3アウトになりました。この盗塁失敗は大きかったですね。前にも述べましたが、會澤選手のホームランと野村投手のスクイズ成功でバッテリーに勢いがつきました。2回は3者凡退に打ち取りましたが、その他の回はランナーを背負いましたが、野村投手の持ち味の低めに丁寧なピッチングとコーナーワークで、中日打線は野村投手をとらえきれませんでした。野村投手は7回106球を投げて散発7安打無失点の好投でした。今季は15勝行くのではないでしょうか。
7回裏は長野選手の併殺の間に1点を挙げ、5−0としました。
8回はフランスア投手、9回は一岡投手が締めて見事な完封リレーでした。
さあ、これで広島は6連勝になりました。あの熊本の読売戦、執念の逆転勝利から負けていません。見事ですね。借金も2になり、順位は単独4位になりました。あともうひと踏ん張りで5割です。
明日はマツダスタジアム平成最後の公式戦です。先発はエース大瀬良投手です。前回DeNA戦は7回1失点の好投でした。明日もナイスピッチングを期待しましょう。中日はロメロ投手です。前回読売戦では6回2失点と好投しています。今月4日の広島戦では、6回無失点で勝ちを献上しています。明日はどうやって攻略していくか注目です。明日はロースコアの展開だと思いますが、広島には粘りが出てきたので、粘り勝って連勝を伸ばして欲しいです。
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