2018年12月31日
佐々岡投手コーチの1軍加入で若手選手に活気!
佐々岡コーチ一軍加入でカープ一丸 大下剛史氏「ムード作りにうってつけの人材」
12/31(月) 11:15配信
佐々岡投手コーチの一軍加入でチーム一丸だ
【大下剛史 熱血球論:広島リーグ4連覇への道(中)】カープが「黄金期」と言われるのは、球団初のセ・リーグ3連覇を成し遂げたことに加え、それを支えた中心選手が若く伸びしろもあるからだ。レギュラークラスの野手で言うなら松山の33歳が上の部類で選手会長を務める主戦捕手の会沢が30歳。田中、菊池、安部が来年30歳となる学年で、その下に来月末26歳になる野間、現在24歳で同い年の鈴木、西川が続く。
選手たちは練習もよくするし、着実に力をつけてきた。「3連覇」の金字塔を打ち立てた自負もあるだろう。ただ、彼らがのびのびとプレーできたのは「新井」という精神的支柱があったからこそ。その代わりがいないということは前回も書いたとおりだ。
年齢や実績、さらに試合に出続けられるという点で言うと、新リーダーの適任者は会沢だろう。一昨年のオフから新井と護摩行をともにするなど“新井イズム”も間近で学んできた。2年連続で106試合に出場し、いずれもベストナインに選ばれた。「ポスト新井」となると荷は重いかもしれないが、菊池や田中をはじめ頼もしい後輩がたくさんいる。首脳陣が誰を新リーダーに指名するか分からないが、いずれにせよ試行錯誤しながらやるしかない。
ただ、明るい材料もある。ペナントレースを戦う上で一番難しいのは、緊張感を保ちつつも和やかでチーム一丸となれるムード作りだが、先の秋季キャンプから打ってつけの人材が一軍に加わった。これまで4年間にわたって二軍で若手育成に尽力してきた佐々岡真司投手コーチだ。
ファンの皆さんならご存知だろうが、性格は明るく天真爛漫。小さなことは気にしない太っ腹な男で、年下のスタッフなどからは親しみを込めて「社長」と呼ばれることもある。現役時代には嫌な顔一つせず、先発や抑えとフル回転。リーグ優勝した1991年には17勝9敗、防御率2・44で最多勝、最優秀防御率、ベストナイン、MVP、沢村賞などのタイトルに輝いた。二軍投手コーチとして十分な下積みも経験しており、選手からも一目置かれている。
本業の一軍投手コーチとしても責任重大ではあるが、球団から期待されている役割はそれだけではないはず。投手への指導だけでなく、チーム全体にどう影響を与えるかにも注目したい。
=つづく=
(本紙専属評論家)
大下さんは會澤選手がまとめ役になりそうと見る一方で、佐々岡投手コーチの1軍加入が大きいと見ておられますね。ドリヨシ的には投手陣からすると、頼れる存在が来てくれたと感じていると思います。これまで2軍の投手コーチとして、若手投手のレベルアップに尽力してきましたが、いよいよ来季から1軍に加入ということで、投手陣全体に「佐々岡イズム」が浸透してくるようになってきます。佐々岡コーチは天真爛漫な性格で、小さい事は気にしない、常に前向きな人柄で、若い選手からも慕われています。そういう意味では佐々岡コーチが兄貴分のような役割を果たしてくれる可能性も高いですね。楽しみです。
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ふところの広い兄貴分でないとついていけないですよね!
タイプは違えどそこは共通かも…