若いころに国際的な児童基金募金をしていた。
募金方法は銀行口座からの引き落としで行っていた。
未だに郵便物で寄付要請の手紙が募金団体から送られてくることがよくある。
私も若いころ途上国のかわいそうな子供を救うことは大事なことだという感情論で生きていた。
かわいそうな途上国の写真、貧しく学校に行けない子供写真や説明でそのように感じて寄付していた。
ところでその国際的慈善組織は日本国内での収支会計報告はネットで公表してるが
募金を送っている本部組織での収支報告は一切せず、日本で募金したお金が、どの国に
どれくらい、何に使用されているかの報告は一切掲載報告していない。
彼らが強調しているのは日本で集まった募金の全体額とその1割が事務経費として使われて
国内の監査法人によって厳格にチェックされていることである。
本部へ送った9割の募金の収支報告は一切掲載していないことは不透明であり疑念が大きい。
今の年齢になり、世界全体の状況を見ると、ここ60年で世界人口が30億人から80億人まで急増しており、
2055年には100億人を突破すると言われている。
当然100億人を突破すれば、食糧や水、土地、資源の奪い合いで世界で様々な問題が顕在化することが懸念される。
救おうとしている子供のいるアフリカなど発展途上国で人口爆発が起きている。
人口爆発し急増した民は貧しい国を捨てて富める国を目指して不法移民となり押し寄せ、
それが、EU諸国やアメリカで大きな問題となり、世界各国で争いの原因の一つとなっている。
アフリカの間は地理的にジブラルタル海峡でたった14KMの距離でしか隔てられていない。
そのため毎年1万人以上の不法移民が対岸のモロッコ経由で海を渡ってスペインに押しかけ、
スペインにとどまる者もいれば、更にそこからEU諸国に散らばってゆくのだそうだ。
移民の出身国はアフリカ全体におよび、パスポートも何もなく出身地は不明で言語もバラバラだという。
人口爆発がこのまま進めば、世界諸国の中で競争が激しくなり、先進国への不法移民のせいで、
先進国で安住に暮らしていた国民には脅威でしかない深刻な問題となるばかりか、
貧困国でも不幸な人が量産されて、世界全体としても人類は幸福の方向に向かわなくなる。
食糧も水も仕事も土地も資源も奪い合いになるのは必定である。
では現状でどのような対処を国連がすべきかというと、
自国で自立した産業がやれるようにすること、自国で食料生産ができるようにすること、
計画的な家族計画や自国の産業発展のために必要な教育と避妊具の配布が必要だと考える。
発展途上国の人々の悪いところは、貧困で親が子供を育てる経済基盤がないにもかかわらず
避妊具も装着せずに子供づくりを無計画に行い子供作ることだと思う。
無計画の結果出産した子供を先進国の善意ある人や企業からの寄付金を募り
際限なく救おうとしている時代遅れな愚かな国際的な慈善団体の寄付の行い方に疑念が生じる。
これでは貧困な人口が世界に増加して人口爆発が原因で世界全体が不幸になる懸念が大きい。
途上国の子供を救う高いこころざしは認めるが、実際的にはあまりにも多くの子供を寄付などで救うことは困難であり、
途上国のかわいそうな子供の写真や「あなたの寄付で10人のワクチンが買えます」などと
人に役立ち、よいことをしたという感情を我々に抱かせたり、お涙頂戴的なうたい文句で
援助を募るユニセフのやり方に最近はうんざりしてきた。
無計画に子供作らないことや貧困な途上国で多くの子供をつくればそれだけ生存競争が激化する悪循環を招くことを教育する必要があると考える。
子供の命は大切だが、途上国の無計画に子供をつくる愚かな大人と国連の誤った際限ない救済方法は間違っていると思う。
途上国に対する援助の方法として必要なことは、自国で経済的な自律、食糧生産、医療などを自国でできるように手助けし、
いつまでも他国に依存する体質から抜け出し、とにかく自国で大体のことは自立してできる方法を
その国の人でできるシステムを教えて、構築してあげることだと思う。
際限なく裕福な国から集めて寄付し続けることではなく、自立をさせることだと考える。
posted by
kobu at 12:00|
世界の繁栄のために