2017年12月26日
一岡投手が来季のブルペンキャプテンに就任!
カープ一岡、黒田流で引っ張る!ブルペンキャプテン就任
12/26(火) 6:04配信
デイリースポーツ
広島の一岡竜司投手(26)が、来季から救援投手陣のキャプテンに就任することが25日、分かった。プロ7年目で任される初の大役。参考にするのは、2年間を共に過ごしたレジェンド・黒田博樹氏の姿。リーグ3連覇、日本一へ−。一致団結し、最強ブルペン陣を構築する。
一岡の顔は決意に満ちていた。7年目、27歳で迎える来季。「若い投手が増えてきて、年下の選手も増えてきた」。自覚と同時に、責任感を強く持つ。
昨季は中崎、今季は今村が務めた救援投手キャプテン。巨人にFA移籍した大竹の人的補償として14年に入団。4年間で実績だけでなく、信頼も積み上げてきた。中学以来となる“主将”に指名され、ブルペン陣をまとめる。
プロでは初となる大役。追い求めるのは、2年間を共に過ごした黒田氏の姿だ。「取り組みの姿勢など、見習うところは見習いたい。いい手本がいたので、少しでも近づけるようにしたいと思う」。試合、練習に対する姿勢はもちろん、積極的にコミュニケーションを取りながら、結束力を強める。
「同級生に廉(中田)もいるので、皆で協力しながらやっていければいい。また、年齢が近い選手も多いので、そういった部分ではいろいろと話しやすく、協力しやすいのではないかと思う」。チームメートの協力も仰ぎつつ、団結力を強めて救援陣の底上げを図る考えだ。
今季は自己最多の59試合に登板し、6勝2敗1セーブ、防御率1・85。抜群の安定感でリーグ連覇に大きく貢献した。調子の波を少なくしたのはメンタルトレーニング。当然、来季も継続する。「(調子や気持ちの)変化はあったが、試合では少なかった。たまったストレスをマウンドで吐き出せた」と手応えを口にする。
12月は肩などの疲労回復を最優先に考えて静養に努めている。来年1月からは福岡市内の球場を借り、ボールを投げるなどの本格的な練習を再開する予定だ。
来季、球団史上初のリーグ3連覇、そして日本一へ。今季と同等、もしくはそれ以上の中継ぎ陣の奮闘は欠かせない。救援投手陣をまとめ、力を引き出す役割。ブルペンリーダーとして、一岡が全力投球で救援投手陣を支えていく。
一岡投手が大役を担うことになりました。2014年にFAで読売に移籍した大竹投手の人的補償で読売から広島に入団しましたが、そこから一岡投手が光り始めました。広島の中継ぎ投手陣の一角を担い、抜群の安定感を見せてくれました。肩の故障などもあり、しっかり投げられない時もありましたが、今季は59試合に登板し、防御率1.85の抜群の安定感でチームのリーグ連覇に貢献しました。来季は3連覇がかかる大事な年になります。若い投手が多いだけに、一岡投手にとってはリーダーシップを発揮しやすい環境ではないかと思います。来季は一岡投手自身も50試合以上の登板で、防御率1点台目指して頑張って欲しいと思います。そして、広島の中継ぎ投手陣をグイグイ引っ張っていって欲しいですね。