2024年04月19日
4回戦@マツダ 広島0−0読売(延長12回規定により引き分け) 今季初の引き分け。投手陣踏ん張り読売打線を封じるも打線はあと1本が出ず。
広島が今季初の引き分け 最後はけん制球で誘い出されあっけない幕切れ 投手陣が延長十二回までゼロを刻み続けるも打線の援護なく
4/19(金) 22:00配信
デイリースポーツ
12回、羽月が二盗に失敗し試合が終わる(撮影・市尻達拡)
「広島0−0巨人」(19日、マツダスタジアム)
広島が今季初の引き分け。投手陣が踏ん張って巨人打線を封じた中、打線は1点が遠かった。
相手先発・戸郷に苦戦した。戸郷がマウンドを降りた八回は1死から代打・二俣がプロ初安打となる左前打で出塁。最終的に2死二、三塁とするも、野間が高梨の前に三ゴロに倒れて無得点に終わっていた。
投手陣は先発・九里は6回2安打無失点、109球の力投。3イニングで得点圏に走者を背負いながらも得点を与えず、相手先発・戸郷との投手戦を演じた。打線からの援護がなく今季初勝利はお預け。自身初の開幕投手から4戦連続での未勝利となった。
0−0の七回は矢崎が登板。先頭・小林に四球を与えるなどして2死三塁のピンチを迎えるも、代打・大城卓を中飛に仕留めてピンチを脱した。八回は島内が中軸を三者凡退に封じた。九回は守護神・栗林もマウンドに上がり、三者凡退で危なげない投球を見せ、勝ちパターンの投手が安定したパフォーマンスを見せた。
迎えた延長十二回は2死一塁から代走・羽月がけん制球に誘い出され、二塁でタッチアウト。あっけない幕切れとなってしまった。
東京ドームのリベンジをと思っていたカープファンにとっては、何とも煮えきらないドローとなりました。投手陣は読売打線を封じてゼロを並べていましたが、打線の援護がありませんでした。
先発の九里投手は今季4度目の登板で、0勝2敗、防御率5.23でした。前回の12日の読売戦は6回途中を8安打で自己ワーストタイの9失点で負け投手になりました。昨年の読売戦は3試合に先発し0勝1敗、防御率3.93は対戦球団別では最も悪い数字でした。
九里投手は1回表、読売佐々木選手をセカンドゴロ、坂本選手をピッチャーゴロ、門脇選手を空振り三振に取る立ち上がりを見せました。
スタメンは秋山選手が3戦連続1番でレフト、野間選手が3番センター、小園選手が5番サード、矢野選手が8番ショートに入りました。読売の先発の戸郷投手に対し1回裏、秋山選手はライトフライ、菊池選手もライトフライ、野間選手が3ベースも堂林選手は空振り三振で先制できませんでした。
2回裏は先頭の小園選手がライト前ヒットも坂倉選手が空振り三振、スタートを切っていた小園選手が2盗死でチャンスを作れませんでした。
九里投手は3回まで読売丸選手に四球を出すのみでノーヒットに抑えました。しかし4回2アウトから読売岡本選手にヒット、丸選手に四球で1、2塁とされましたが、読売萩尾選手をショートゴロに打ち取りました。
4回裏は野間選手のピッチャー内野安打と小園選手のライト前ヒットで2アウト死1、3塁としましたが坂倉選手はサードゴロで得点できません。
九里投手は5回表1アウトから読売吉川選手にヒット、戸郷投手に送りバントを決められ2アウト2塁とされましたが、読売佐々木選手は空振り三振に取り先制点を与えませんでした。さらに6回表は1アウト2塁で読売丸選手を申告敬遠し萩尾選手をセカンドフライに仕留めました。
九里投手は6回で109球を投げ2安打4四球6奪三振の無失点でマウンドを降りました。今日の九里投手は球数を要しましたが、丁寧なピッチングで読売打線をゼロに抑えました。前回登板の反省は十分生かされたと思います。次回の登板につながる内容だったのではないでしょうか。直後の6回裏の攻撃は2アウトから野間選手が四球で出塁も堂林選手はセンターフライに倒れました。
7回表は2番手の矢崎投手が読売先頭の小林選手に四球を出し坂倉選手のパスボールもあり2アウト3塁とされましたが読売代打の大城選手をセンターフライに打ち取りました。
8回表は3番手の島内投手が読売坂本選手、門脇選手、岡本選手を3人で抑えました。8回裏の攻撃は1アウトから代打の二俣選手のヒット(プロ初ヒット)と秋山選手の四球で1アウト1、2塁も菊池選手、野間選手から快音は響きませんでした。
9回表は4番手の栗林投手が読売丸選手を空振り三振、萩尾選手も空振り三振、オコエ選手も空振り3者連続空振り三振に取りました。9回裏の攻撃は代打の田中選手はショートフライ、小園選手はセカンドゴロ、坂倉選手はレフトフライと3人で終わりました。
延長10回表は5番手の益田投手が1アウトから読売代打の中山選手に四球、大城選手にヒットで1アウト1、2塁とされましたが、坂本選手を空振り三振、代わった塹江投手が読売門脇選手をセンターフライと決勝点を与えません。10回裏の攻撃は田村選手がファーストゴロ、矢野選手は見逃し三振、上本選手はショートゴロと三者凡退に終わりました。、5回以降は二俣選手の1安打のみです。
11回表は7番手の中崎投手が読売岡本選手をセカンドゴロ、丸選手をレフトファウルフライ、萩尾選手にセンター前ヒットもオコエ選手を空振り三振に取りました。打線は11回裏、読売の5番手のケラー投手に対して秋山選手は空振り三振、菊池選手がレフトフライ、野間選手も空振り三振に倒れました。
12回表は8番手の黒原投手が登板し、先頭の読売吉川選手に四球も重信選手の送りバント失敗のキャッチャーフライ、大城選手をセンターフライ、坂本選手を見逃し三振に取りました。
12回裏は読売6番手の横川投手に対し、會澤選手はセンターフライ、小園選手は空振り三振、坂倉選手がヒットで出塁して代走に羽月選手が入りましたが、羽月選手は牽制に誘い出されて走塁死となり、試合が終わりました。
チームは今季初の引き分けで3連勝とはなりませんでした。今季7勝9敗1分けでヤクルトと同率の4位です。何としても今日は勝ちたかっただけに、残念です。
さて、明日あさってはデーゲームです。明日のカープの先発は森下投手です。前回の読売戦では6回1失点の好投でした。その1失点は読売岡本選手の東京ドームの天井に打球が挟まってしまうエンタイトルのタイムリー2ベースによる失点て、実際に打たれた訳ではありません。明日も好投間違いなしです。読売は井上投手です。明日は打線が奮起して、しっかりカープのペースで試合を進めて欲しいですね。
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