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広島の監督賞はドラ5・松本と育成・二俣 敢闘賞はドラ6・末包
2/28(月) 17:30
配信
東スポWeb
左から松本、二俣、末包(東スポWeb)
若ゴイが躍動した1か月だった。広島は28日、沖縄市のコザしんきんスタジアムで一軍キャンプを打ち上げた。佐々岡真司監督(54)は「キャンプは終わったが、まだ競争意識を持ってやっていけるように。二遊間と会沢以外は競争。空いているところをつかんでほしい」とナインにゲキを飛ばした。
今年の監督賞にドラフト5位の松本竜也投手(22=ホンダ鈴鹿)と育成の二俣翔一内野手(19)、敢闘賞にはドラフト6位の末包昇大外野手(25=大阪ガス)が選ばれた。佐々岡監督は選考理由を「結果、内容が表れた選手」とした上で「松本は期待するところがある。二俣も最後の実戦でいい結果を示した」と説明した。
松本は「充実したキャンプでたくさん学ぶことができた」と笑みを浮かべ、二俣は「呼ばれた瞬間、びっくりしました。驚きました」と語った。また敢闘賞で指揮官からお酒を手渡された末包は「プロ1年目なのでしっかりと元気を出してチームの起爆剤になれるように頑張っていきたい」と意気込んだ。
東京スポーツ
1か月間の春季キャンプが終わりました。日南、沖縄と全体的にかなり活気あふれるキャンプだったと思います。
このキャンプの監督賞はドラ5ルーキーの松本投手と、育成の二俣選手。そして敢闘賞はドラ6ルーキーの末包選手に決まりました。
松本投手はセットアッパー候補で、対外試合2試合で計2イニングを無失点に抑えました。見た感じも安定したピッチングをしており、大崩れはしないなと思いました。何と言っても強い気持ちを持っていますので、ピンチになればなるほど松本投手の実力が発揮されるのではないでしょうか。
二俣選手は対外試合4戦連続安打など、初の1軍キャンプでアピールしました。二俣選手は本来はキャッチャーですが、出場機会を求めて現在はサードで頑張っています。高校時代、最初はバッティングが課題でしたが、高校通算21本塁打をマークしたスラッガーです。このキャンプではその片鱗をのぞかせています。二俣選手はおそらく開幕までには支配下選手登録されるのではないかと思います。3月に入っても1軍に帯同するでしょうが、なんとか食らいついて欲しいですね。
末包選手は対外試合4番に入り、コンスタントにヒットを重ねてきました。26日の読売とのオープン戦では、レフトスタンド後方の防球ネット最上部に当たる特大の2ランを放ち、持ち味のパワーを発揮しました。が、昨日の日本ハムとのオープン戦では、1アウト満塁の絶好のチャンスで空振り三振を喫しました。末包選手もかなり悔しかったと思います。末包選手は落ちる系の球についてきてない感じがしますので、今後はそこの見極めが課題になりそうです。
このキャンプでは、ケガや故障で途中離脱する選手がいませんでした。これが大きかったと思います。開幕まであと25日ですが、1軍の生き残りをかけての競争がさらにし烈になってきます。当落線上にいる選手の皆さんは大変ですが、持っているもの全部を出し切って、悔いのないように過ごして欲しいですね。