3分近く駅に停車していたような気がします。
その長時間停車のときに
合わせて後ろ2両も切り離すのですね。
切り離しの時間も含めての停車時間が
下車するための時間とちょうど良い感じでした。
学生が全て降りてしまうと
ホッとした表情の一般人たちだけが
わずかですが、車内へ残り
ボックス席を一人ずつ占領し
落ち着いた頃列車が動き出しました。
道中はもちろん単線で
駅も片面という所が多くなってきます。
つまり、行き違いはめったにしない
ということなのでしょう。
たしかに久慈から宮古までの間は
1度しか行き違いを行わなかった
ような気がしました。
さて、太陽がさんさんと輝きだしたので
自分の腰掛けた方は
海と太陽と両方が入ってくる車窓となります。
眩しいことは眩しいのですが
まだ冬の太陽なので思ったほどではなく
存分に車窓を楽しむことができる状態です。
この三陸鉄道北リアス線は
海とトンネルしかないような所を走っており
トンネルを抜けると海が見え
またトンネルに入り
トンネルとトンネルの間に
駅があるといった繰り返しでした。
途中で、この宮古行と反対方面の久慈行が
行き違いを行ったのですが、
久慈行の方は車両がずいぶん豪華で
リクライニングがきく車両でした。
おそらく【快速】だったからだとは思いますが、
少しばかり損をした気分でしたね(^^;
車内は陸中野田を出発してから
降りる人がいないで少しずつ
人が増える状況で結構席が埋まっていきます。
乗ってくる人はみなさん、
高齢の方ばかりで、
観光客もちらほらいましたが
地元の人たちが主であり、
リアス式海岸沿いを走るこの路線も
あまり観光列車という雰囲気が
無くなってきつつあるようでした。
宮古へ着くまでに高齢の方たちを続々乗せ
久慈から約1時間30分かかって宮古へ到着しました。
![209 宮古.jpg](/gyouseikawasaki/file/EFBC92EFBC90EFBC99E38080E5AEAEE58FA4-thumbnail2.jpg)