大曲から次の飯詰まで
6分ほどの移動で到着し早速降ります。
無人駅なので降りた後、
ホームで車掌に切符を見せて
連絡橋へ向かいます。
飯という名前が付くくらいだから
何かうまいもんでもという期待を多少抱きながら
駅舎を出て散策してみます。
定食屋らしきものも無ければ売店もありません。
もちろんコンビニなどという
洒落たものも無く地味な街です。
ただ、小さい町の良いところで
夕刊を配っているおじさんがいました。
自分の生活している所では
郵便ポストへポンッと入れてしまえば
終わりである夕刊配達ですが、
こちらでは各家一軒一軒ドアを開けて
中へ新聞を入れていました。
それも一声かけていつもの通り
といった感じでした。
それだけならまだしも新聞配達のおじさんは
タクシーの運転手たち一人一人にも配っており
小さい町で住民が少ないならではの
連帯感をひしひしと感じました。
飯には有りつけなかったけれども
田舎町へ来たから出合った
素敵な光景に満足しながら駅へ戻りました。
次の列車はというと大館とは反対方面に乗ります。
とにかく列車の本数が少なく
うまく時間が合わないので
ボッーとしているよりは
いろいろな地に足を着けようということで
17時25分発新庄行へ乗ることにしました。
飯詰へ向かってくる列車は
すっかり闇に染まってしまった中を
2つの目玉が向かってくるような感じで
3両つないで到着しました。
車内はすごい混雑ぶりです。
久々のラッシュに半分ホッとしながら
半分はうんざりしながら乗り込みました。
これまた5分の移動で次の駅
後三年に到着したので降りることにします。
2020年03月09日
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