その時は夜だったので分からなかったのですが、
学生があふれている街なのには驚きました。
とにかく駅から駅前から至る所に
学生がたむろしています。
列車の本数も少ないということが
影響していると思いますが、
それにしてもすごい数でした。
自分はというと、とりあえず今日の目的地
大館へ向かうまでに時間が余っているので
寄り道をしながら進むことにしました。
大曲１６時４７分発の横手行に乗り
最初のプラット下車駅飯詰へ向かいます。
車内はそれほど混雑していませんが、
いろいろと面白いことがありますね(^^)
目の前に座った女子高生２人組のうち
１人はどうやら専門学校へ
進学することにしているらしい。
しかし、
もう１人は大学を狙っているらしく、
専門学校へは仕方なく行く感じが
もろに出ているし、
大学へ行く子は気合が入っているという
非常に対照的な絵でした。
今更ながらに昔のことを思い出すと、
大学を受けるといったことが
その時は苦痛でも通らなくてはならない
関門だったのでしょうね。
漠然とそう思いながらいつの間にか
この大学へ行く子を応援していました。
車内にはもう１つおかしなことがあって
右斜め前に座っているおじさん３人組が
かなりでかい声で話をしています。
そして多少飲んでいるらしく、
結構陽気で悪い感じはしません。
そのうち１人がゴミを捨てに
車外へ出たのと入れ替えに
男子学生が入ってきて
気を利かせて半自動ドアの閉めるボタンを押し
ドアを閉めたのです。
ここまではどうってことは無いのですが、
ドアがしまったことに慌ててしまったおじさんが
血相を変えて運転手のところへ
詰め寄って空けてくれるように頼んでいました。
そして、ドアをどんどん叩いてアピールしていたのです。
仲間のおじさんたちは何事だ、
という感じでドアの開くボタンを押し
そのおじさんを中へ入れたので
問題は難なく解決しましたが、
照れたおじさんの真っ赤な顔がかなり面白かったですね(^^)
ありゃ飲んで赤いんではないというのが
誰の目にも分かる状況でした。
くれぐれも冷静さを失うまで飲まないことです(^^)
いろいろなことがあったため
待ち時間はあっという間に過ぎ列車は動き出しました。
