後三年のホームへ降り
学生や買い物帰りのおばさんたちと
一緒に改札へ向かいます。
ホームには雪がたくさん積もっており、
滑らないように気をつけながら
歩くことになります。
といってもどうやらそれは自分だけらしく
周りの人たちはさっさと
何事も無いかのように歩いていました。
ところでなぜ後三年で降りたのかというと
時間調整がちょうど良いタイミング
ということと後三年という
珍しい駅名に惹かれたためです。
ちなみに後三年は「ごさんねん」です。
無人の改札を出て、駅前を歩くも何もありません。
飯詰よりもさらに田舎のような感じで
辺りは真っ暗です。
これでは散策どころではないですし、
とにかく飯にも有りつけないようなので
すぐさま駅へ戻りました。
駅のホームでしばらく時間をつぶしながら
いろいろ観察すると普通列車しか
停車しない駅なのにホームがやたらと長いですね。
どうも臨時特急列車などが停車するためらしく、
臨時で停車するくらいなら、
何かしらここには名物があるのだろう
という感じがしました。
だからといってそれが何かは
結局は分からないまま
秋田行が到着する時刻になりました。
しかし、列車は姿を見せませんね。
と思っていたらどこからか
「プツッ」と音がして
音声アナウンスが聞こえ始めました。
「秋田行普通列車は横手を3分ほど
遅れて出発しております。
もうしばらくお待ちください。」
というものでした。
後三年は無人駅なので、
他の有人駅の駅員さんが
このようにアナウンスを流しているのでしょう。
列車が来ないわけではないので
ホッとしながらしばらく待つこと
数分で3両編成の17時43分発
秋田行が到着しました。
2020年03月10日
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