田沢湖を出発した大曲行は
しばらくは小さな駅を停車していきます。
車窓は地面に積もった雪が
列車の風圧で舞っているといった
雪国独特の景観です。
とても関東では体験できないもので
初めは吹雪いていると勘違いしたくらいです。
外とは違いポカポカということと
昼寝には最適な時間ということで
ほとんどの人が寝ている車内です。
自分はビールを飲みながら
本を読み、たまに車窓を見てと
自分なりの時間を楽しんでいました。
そして、次の大きな駅角館へ到着しました。
角館というと小京都といわれるところですね。
他に小京都で有名な所は飛騨高山などもありますが、
どちらも雪国なので京都とどこまで似ているのか
疑問ではありますが、
改札を出て振り返ると
それが納得いく光景でした。
武家屋敷を思わせるような駅舎で
小さくて見にくいのですが
角館と縦書きに駅名が表示されていました。
確かに駅だけを見れば小京都ではありますが、
周りを歩いている人を見ると学生が多く、
とても観光地という感じがしなかったのも事実です。
田沢湖ほど時間が空くわけではないので
早急に列車へ戻ります。
角館ホームへ降りる時に
かなり学生が多かったのが気になっていましたが、
列車に戻るとそれが現実となっていました。
自分のボックス席にも
2人の学生が腰掛けていましたが、
どうも他に友達が来るような感じです。
ここは潔くという感じで
自分は席を譲ることにし、
他の座席へ移ることにしました。
案の定友達が出現し、
にぎやかなおしゃべりが始まったのは
言うまでも無いです。
2020年03月06日
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