大宮行列車が到着しました。
どうせ立つことになるだろうと思い
浦和までの移動予定だったのですが
せっかく座れたし余裕も有るので
大宮まで通しで乗ることにしました。
だんだんと人が減っていく車内から
眺める夜景はいくら大宮といっても
夜中というのが分かるくらい
暗いものになりつつありました。
大宮には予定より早く到着しましたが、
あいにく接続の列車のタイミングが悪く
結局早い移動にもかかわらず
当初予定していた列車に乗ることになりました。
しかし、早く移動して良いこともあったのです。
それは
今の時期だけ運行されている
夜行急行【アルペン号】です。
この【アルペン号】は前までは
【シュプール号】として
運行されていた列車ですが、
今回からスキー列車を
コマーシャルとダブらせるような感じで宣伝し、
運行時間帯、運行経路などは変わらぬまま
列車名だけ変わったということなんです。
その【アルペン号】が
たまたま大宮を通って
山形まで運行されている
【アルペン蔵王】として
大宮に到着するのを見つけたのです。
せっかくだから見逃す手はない
という事で早速大宮駅端っこの
ホームに移動します。
どうやら大宮からは
乗る人がいないらしく
ホームは閑散としています。
しばらくするとライトが3つ
近付いてきて583系と呼ばれる
電車型寝台列車が到着しました。
7両編成と短い編成ですが
ずっしりと重い感じのする列車です。
窓は全てカーテンが引かれていることから
もう寝入っている人が多そうで、
残念ながら車内の様子を
盗み見ることはできませんでした。
しかし、ホームに到着しドアが開くと
中から男の子が飛び出してきて
列車の前で記念撮影を始めました。
どうやらスキーに行くという
感じではないのでこの列車に乗って
おばあちゃん家にでも遊びに行くのでしょうかね。
車掌も笑いながらその光景を眺めていました。
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