近くの踏切が点滅をしていました。
しばらくすると南小谷止まりの
列車が到着しました。
2両編成の電車ですね。
車内にはほとんど人が乗っていませんね。
その乗客もほとんどの人が反対側に
停車中の糸魚川行へ乗り換えていきました。
改札を出たのはごくわずかで、
ここは乗換えのための駅としての
機能が今の主要業務のようでした。
自分はこの到着した電車が
折返し松本行になるので
乗り込みました。
ディーゼルエンジンの音が高鳴り
糸魚川行が出発したときに
自分は松本行の車内に入ったのですが、
変わった座席配置に驚きました。
それは四国で乗った普通列車
(あのときは松山行でした)
と同じような感じで、
松本に向かって右側が
ボックスシートになっていて
左側はロングシートでした。
もちろん自分はロングシートに
座ったのは言うまでもありません。
定刻の13時17分になると
ワンマン運転の松本行は
ゆっくりとホームを離れました。
【スーパーあずさ】、糸魚川行、
そして松本行が出発してしまうと
南小谷駅は、音がなくなるような
そんな気がしました。
ドアは半自動でボタンによる
開閉式なので、すべてのドアが
閉まっている状態なため、
ドアが閉まったから出発という
感じがなく、時間が来たから
動き出したという感じのスタートでした。
単線をゴトゴト走っていく感じは
とてものんびりしています。
相変わらず雪の壁が迫ってくる
ところもありますが、
幾分南小谷よりは少なくなって
きたような気がしました。
途中行き違いのために
駅に停車してもわずかな時間なので
途中下車する楽しみは無く
一定テンポのまま列車は
松本に向けて走ります。
しかし天気はだんだんと良くなってきました。
進行方向右側には長野の山々が
連なって見えています。
しかも雲の間から太陽の光が
さすという神秘的な光景も
目にすることができました。
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