八戸線の鮫行は、エンジンの
出力を上げて、動き出しました。
八戸を出るとすぐに右に回り
いつの間にか海沿いを走っていました。
しかし、観光用の海ではないですね。
商業のための海です。
というのも沿岸には倉庫がズラッと
並んでおり、船も荷物を運ぶための
船がほとんどだったからです。
そのような商業地を10分程走ると
本八戸へ到着しました。
八戸からは少し離れていますが
八戸より明らかに栄えています。
どちらかと言えば、今の
本八戸が八戸を名乗るべきで
八戸は新八戸とでもした方が
良いように感じました。
本八戸のホームからすぐそこに
海があり泳ぐことはできない海ですが
潮風は当たり前のように吹き付けてきます。
匂いはまさしく海の香りで
久しぶりに海を鼻で感じました。
本八戸では多くの乗客が降り
車内の空気がだいぶ濃くなった
ような気がする頃
列車は動き出しました。
八戸から本八戸までは
八戸線が走る線路の横に
もう1本線路が敷かれていました。
どうやら旅客列車が走るのではなく
貨物専用の線路のようですね。
というのも八戸の奥地の方へ
線路が延びており、いつの間にか
目の前から消えていたからです。
なんとなく人のいない方いない方へ
線路が敷かれているようにも感じました。
列車は本八戸を出てから
順調に走ります。
そして、終点の鮫に
12時16分に到着しました。
この後、この鮫を出る
一番早い列車は、この折返し
八戸行です。
ということで、八戸線の
完乗はできずに、鮫から
八戸へ折り返します。
残念ではありますが、
次回以降の楽しみにしておきます。
ちょうどお昼時なので、
鮫で飯でもと思っています。
ホームから連絡橋を渡り
改札を出ると小さな待合室と
キヨスクがありました。
立ち喰いそば屋はなく、
ここでは駅弁でも買うかなぁ。と
思っています。
駅前に出ると
バスは駅前まで入ることができず
正面の道路にバス停が
設置されていました。
駅前が思った以上に狭いからですね。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image