クモハなのにモーター音が静かです。
そして、車掌さんのアナウンスも
丁寧かつ静かですね。
午後の眠たい時間帯を
列車は単調なリズムで走ります。
車内のあちこちでいびきと寝息が聞こえてきます。
そんな中自分は車窓を楽しみます。
西高屋でふと、岡山、広島地域は駅の構内に
ホームでの乗降用線路だけでなく
真ん中にもう1本線路があるという
構造が多いことに気付きます。
これが何を意味するのかは
分かりませんが、
多くの列車が運行されていた当時
行き違い、追い越し等で
利用されていたのかもしれませんね。
まったく関係ありませんが、
西高屋が「西口高島屋」
に見えてしまいました(^^;
横浜は確かこんな感じだったので。
広島方面からの折返しの列車のある
西条へ到着すると
ここでも真ん中に線路がありました。
ホームも対向式ホームで
先ほどの西高屋と雰囲気が似ています。
寺家では、真ん中の線路が
ない駅でしたが、
比較的新しそうな駅です。
今まで駅のないところに
駅を設置したのかもしれませんね。
こういうことを考えながらの
車窓も面白いものです。
セノハチ峠の上にあたる
八本松を出ると、
瀬野までずっと下っているのが分かります。
ほとんど惰性で動いている
といった感じの走り方です。
今はこのように楽に走っていますが、
機関車で引っ張っていた時代は
下りがきつかったんでしょうね。
列車の重さを引っ張る力より
止める力の方が難しいですから。
この列車もブレーキを掛けながら
下っていると思いますが、
それを感じさせない性能でした。
下りが終わる瀬野から
思ったより人が乗ってきました。
だいぶ中心地へ近づいています。
中野東辺りでは散歩中の犬が
列車を見て喜んでいました。
吠えていますが、顔が笑っている感じです(^^)
犬の名前は「テツ」が良いですね!
左側から来る呉線の線路が見え始め
海田市へ到着しました。
海田市は山陽本線と呉線の
分岐点であり、要所です。
そして、中心地広島に近いので
さらに乗車数が増えました。
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