7時53分に到着し、
8時27分発なので
だいぶ時間はありましたが、
なんだか短い待ち時間でした。
自分が姫路から乗った列車より
1本遅い出発の寺前止まりが
到着します。
乗り換え客がどれくらいいるのか
気になりますが、
自分は既に座っているので
その様子を眺めるという感じです。
2両編成が到着し、
思ったより人が乗っていません(^^;
少しの人が寺前の改札へ向かい
ほとんどの人が今乗っている
和田山行へ乗り換えました。
思ったより少ない乗客で拍子抜けです。
これだったらもう少し
姫路でのんびりできたかも(^^;
いやいや、1本早く寺前に来た分
寺前で過ごした時間は
けっこう貴重だった気がしました。
姫路は山陽本線の要所ですから
けっこう訪れることが多いです。
それに比べ、寺前は山陽と山陰の真ん中。
簡単に来ることができません。
そういうところで時間を取ることができるのは
贅沢なんですよね(^^)
8時27分になると
ディーゼルカーはエンジン音の回転数を上げ
寺前を出発します。
山肌に太陽が当たっていて
ほんのりと暖かい感じがします。
しかし、それも寺前を出発してから
少しの間だけで、
山にうっすらと雲がかかり始めました。
そして、寺前から次の駅
長谷に着くまでに
雪が軽く積もっている状況に変化しました。
ディーゼルカーのエンジンも
ずっと唸っているので
少しずつ上っているのが分かります。
山の状況は、ほんのちょっとしたことで
いきなり変わるんですね。
長谷は民家が寄り添っていました。
山と山の間のわずかな平地に
可能な限り集落としての
設備を整えている感じでした。
長谷での乗降は0。
それでも列車は停まります。
山、川、列車の3つが揃うと
山深いところを走っている
という感じがします。
日本のローカル線の多くは
山深いと川沿いを走っているイメージがあります。
山の間に水が集まり
それが低い土地へ流れ、やがて川となる。
そして、川の両端は
山より低いから線路や道路が敷設しやすい。
そんな気がしました。
【このカテゴリーの最新記事】