避暑地といわれるだけあって
かなりの人がホームにいます。
そして、この列車にも
かなり乗り込んできました。
あっという間に席が埋まり
せかせかした列車に変貌しました。
そして、次の清里で
渋谷や原宿のような雰囲気の中に
列車は突入し、
通勤列車になったかのような
車内になって小淵沢へ向かいます。
ガヤガヤザワザワして
車内は落ち着きをなくし、
車窓も気分的に都会に
近いものに変わってしまった気がしました。
15時59分に終点小淵沢に到着すると
ホームに一気に人が降りました。
小海線の狭いホームは
歩くことすらままならず、
どうなってるんだ?!
という感じです。
みんな先を急いで
ホーム連絡用の階段を上ります。
自分が乗るのは、
時間的に余裕のある列車なので
慌てる必要が無いのですが、
おそらく今乗ってきた小海線から降りた
多くの人は次の特急に乗ると思われます。
案の定、中央線ホームは
人が溢れており
自由席などはまず座れないのではと
思わせる混雑ぶりでした。
それに比べ改札を出る人は少なく、
ここではホームにいる人の流れが
ある程度定まっている気がしました。
中央線を走る新宿行特急が到着すると
降りる人はおらず、
ほとんどの人が車内に
飲み込まれていきました。
特急が出発するとホームは閑散として
のどかな小淵沢に戻りました。
しばらくすると自分の乗る
小淵沢16時28分発塩山行が
入線してきました。
6両編成なのに、ホームにいる
この人数ではガラガラだなと
思いながら車内へ入り、
ボックスシートで足を伸ばして
リラックスしていました。
もちろんビールを片手に
終点塩山までこのまま乗っても
結局は甲府始発の高尾行に
乗ることになるので
甲府で下車し、絶対に座れる
方法を取ることにします。
甲府に17時12分に到着し
少し外へ出てからホームへ戻り、
甲府17時32分発高尾行に乗りました。
高尾というと東京からの
通勤用中央線が頻繁に発着する駅なので
自分にとっても身近な駅名です。
列車に乗ったらなんとなく
ホッとするのもそのせいでしょう。
ラッシュの時間にもかかわらず
通勤とは無縁のこの辺りなので
高尾まできついという感じも無く
移動しました。
19時03分に高尾に到着し
ここからは来た列車に乗って
帰るだけです。
真夏とはいえ散策に一駅間
歩いて気持ちがよかった今回。
似たようなことを
今後もできるのではと
更に可能性が広がった旅になりました。
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