太陽は顔をうっすらと
のぞかせる程度です。
よって車窓も眩しくなく
ちょうど具合が良いです。
特急ではなく快速なんですが、
小さな駅はほとんど停車しないので
かなりのスピードで走ります。
途中特急との行き違いのため
ドアが開かない駅で停車したりし、
順調に走行します。
森までは海岸沿いを走り
海岸線には道路が並行しています。
森では山線と海線に分かれて
函館へ向かうことになりますが、
この列車は山線を通ります。
大きな駅だけあって
人がかなり乗ってきましたが、
何とか全員座る事ができたようです。
あの騒いでいたオヤジも
どうやら寝てしまったようで
一安心です。
森では特急との行き違いや待ち合わせ、
乗り換えなどがあると思っていたのですが
何も無くそのまま走り出しました。
左に海線を見て列車は
山の中へ入っていきます。
しばらくは平たんなところを走っていましたが、
次第に坂が急になりエンジンが
ウンウン唸っています。
かなりきつそうな上りで
列車が壊れやしないか
心配になるくらいでした。
耳もツーンとして気圧が変化していることを
感じさせながらどんどん上り
駒ケ岳を過ぎました。
そうしたら急にスピードが上がってきます。
どうやら最高地点へ到着したらしく
ここからは一気に下ることになるからですね。
そして気持ち良くとばしながら
大沼公園へ到着しました。
国立公園で名駅といわれる駅舎は
白を主体としたかっこいいもので、
ぜひ見てみたいのですが、
この列車を逃すと
本州へ渡ることさえ困難なので
今日は諦めます。
駅前を見るとかなりの車が停まっており
北海道の中でも有名な
観光地となっているのでしょう。
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