すぐに海に出て日本海沿いを走ります。
車窓からは、かなり海の近くを走るので
港に停泊している船はもちろんのこと
往来している船まで間近に見ることができました。
そして、その船の先に見えるのは
ロシアでしょうか。
肉眼で見えるわけは無いのですが
何だか見えるような気がするのも
この北海道を走っている実感からでしょう。
何と駅ではないような駅で
降りる人がいてこの辺りの人の
足になっている留萌線に
この本数でも無くなったら大変だと
思っていたらもう増毛に到着しました。
12時55分の定刻到着なので
折返しまで10分ほど余裕があります。
この間に増毛周辺を散策しようと
思っていましたが、
雨がかなり激しく降り出し
止むを得ず列車へ戻りました。
増毛は終着駅らしく
車止めにて線路が終わっており
よくよく駅周辺を見ると
何も無いので降りても
どこへ行ったらよいのやら。
ここまで4、5人乗ってきていますが
誰もここから消えて行く人がいないので
てっちゃんばかりでしたね(^^;
13時07分の定刻になると
列車は内陸へ向けて戻ることになります。
車内には仲良くなった
おじさんと20歳位の学生が
鉄道話に花を咲かせていました。
聴いていて分かる内容もありましたが
かなり複雑なことまで話しており、
自分でもかなり鉄道に詳しいと思っていたのに
あまりにも差を感じビックリしました。
そういえば増毛から
新しい乗客が4人いました。
この人たちはどこから出現して
どこへ行くのか。
そしてここへ帰ってくるのか。
それとも今から自宅へ帰るのか。
想像するだけで面白くなってきました。
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