そろそろ出発時間なので列車に入ると
急に車内が騒がしくなってきます。
一人で来ている人は良いのですが
友達同士で来ていると
どうしても興奮からおしゃべりがはずむのです。
まぁこれはこれで良いことですが、
もう少し静かに騒いでくれないかな(^^;
さて列車はまた単線をゴトゴト
奥の方へ入っていきます。
そしてやっと終点新十津川へ到着しました。
定刻通りの9時29分に到着です。
早速ホームへ降りてみると
先は線路が寸断されてだいぶ経っているようで
石狩沼田までの痕跡は全く無いですね。
ホームも自然が支配しているようなものです。
そして駅舎はちっこい。
田舎らしい小屋でした。
待合室らしき物もあり、
駅小屋を出ると街の案内図があり
何だかとてもちぐはぐな駅前です。
なんといっても駅前には
道路が通っており、バス停まであって
何だかごく一般的な街並みなのです。
そしてここまで一緒に移動した
奴らがどうも国道の方へ歩いて
そのまま消えていきます。
なぜだ?
と思いながらよくよくこの辺りの案内図を見ると
函館本線の滝川駅まで
バスが出ているのですね。
そういえば何かの本で見ましたが、
新十津川と滝川は直線にすると
5キロもないような位置にある
ということだったような気がします。
ということは奴らはみんな
滝川へ抜けるのでしょう。
バスも列車の到着と出発に合わせてあるような時刻で
運行されているのでなおさらそうなるのでしょうね。
自分はそんな大事なことを
忘れていたので悔しいが仕方ないです。
今から予定を変えるとなると
かなり大変なので、このまま札沼線で
札幌まで戻ることにします。
こういうちょっとした後悔もまた良い経験だ。
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