しばらく停車します。
車内にいた人たちは、みんなホームへ出て
改札の外や周辺を散歩し始めます。
自分はカメラもコンパクトカメラだし
特に写真を撮って雑誌に載せるなどといったことが無いので
それほど力を入れていませんが、
中にはでかく立派なカメラを持っている人もいて
びっくりすると同時に
ここまで取材ならいつごろ載るのかな?
などと思っていました。
周りは社宅みたいな建物が連なっており
そこそこ人は住んでいそうではあります。
ホームから新十津川方面を見ると
果てしなく線路がまっすぐに続いており
その先には小山があって
いかにも広いという感じです。
しかもレールの間には
雑草が生えており列車の本数が
少ないことが証明されていました。
太陽が燦々と照っていますが、
それほど暑くなく過ごしやすい気候です。
何だか久しぶりに太陽を浴びて
気持ちが良いと思ったような気がしました。
それくらい空は澄んでいて
きれいな青空だったのです
上り列車がはるか先に見え出すと
一斉にカメラのシャッターの音が鳴り響きます。
みんな列車のバックに小山のある風景が
最高なのを知っていますね。
ただこの場合広角レンズではなく
望遠レンズでしかもかなり良いものでないと
うまく写らないので自分は諦めて
その様子を眺めていました。
列車が近付いてくると
エンジン音がだんだん大きくなり
ホームへ上下線が並びました。
そうするとまた
カメラでパシッパシッ撮り始めます。
すばらしい根性だと思うと同時に
この辺りでは日常的にこのような感じに
なってしまうのではないかと思いました。
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