小林製薬の紅麹で、腎機能障害が発生した原因は青カビの一種の代謝産物から見つかったプベルル酸らしいということが分かりました。
プベルル酸、どうやらベニコウジ菌に交じって一緒に培養されてしまっていたようです。
恐ろしいですね。
でも、小林製薬の件なんて氷山の一角かもしれません。
例えば家で作る料理。
もちろん無添加じゃないですか。
でも、「残したらもったいないから」とか言って、残した分を冷蔵庫にしまい、何日も食卓に出すなんて家普通にあるじゃないですか。
そういう料理だって小林製薬の紅麹と同じで想定外の菌が繁殖したりしますよね。
繁殖した数が多ければ、下痢症状として出てきますが、それほどでもなかった場合でもカビが出す毒素を体内に取り込んでいる可能性があるということじゃないですか。
恐ろしいですよね。
なので、「無添加最高」「手作りしか勝たん」みたいに言っている人たちだって、料理を通して発がん性物質を体内に取り込んでいる可能性があると思うんですよね。
添加物は悪者にされがちですが、個人的には無添加でカビが繁殖して毒素がいっぱい入ったものを食べるのも恐ろしいので何が何でも無添加!というのはどうなのかなと思っています。
最近やたらと「日本は添加物が多すぎ」とか騒いでいる人をネットで見かけますが、日本人の寿命は世界で見てもトップクラスですしね。
まぁ、200歳くらいまで生きたいなら気を付けた方がいいのかもしれませんが。
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