なんでも、宝塚のいじめ体質は特定のトップ俳優の人が始めたというのです。
私は宝塚のことはほぼ知らないので宝塚の事情はよく分からないのですが、「子どものいじめの構造はこうなってる! 実は、大人の影響が大きい場合も」という記事にもある通り、組織にいじいめが発生する原因はリーダーシップによるところが大きいと思います。
与える情報をできるだけ少なくし、パフォーマンスの良い人間はえこひいき、悪い人間には罰を与えるような専制的なリーダーシップをするといじめが発生しやすいのです。
組織に属する人はリーダーの影響を受けやすいです。
例えば、いじめがなかった学校では、リーダー格の生徒が「いじめはカッコ悪い」「いじめはダサい」という雰囲気をうまく作り、みんな仲が良かったそうです。
ただ、その学校の生徒が専制的なリーダーのいる学校に転校した場合、そこでいじめをするという可能性は十分あり得ます。
2番目の記事にある通り、人の性格よりも集団の構造がいじめをもたらすのだと思います。
私は、幸いなことにまともなリーダーの下仕事をすることが多かったのですが、専制的なリーダーのいるプロジェクトで仕事をしたときはやりにくくて仕方ありませんでした。
いじめみたいなこともありましたしね。
リーダーやトップにいる人の影響って大きいと思います。
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>一度被害に遭い、人間とは違う脳を持ったモンスターを知った後
そうなんですよね。
被害に遭わないと、モンスターだと分からないので普通の人間を基準として考えてしまうんですよね。
なので、被害に遭ったことがない人が考える対応は「もっと話し合え」とか的外れなものになってしまうんですよね。
>これを防ぐには
そうですね。
脱・ターゲット宣言さんの意見に加え、被害者が積極的に自己愛に関して情報発信していくのもいいのかな、なんて思います。
私もそれで大分救われました。
「あ、あいつら普通の人間と同じだと考えちゃいけないんだ」、と笑。
また自己愛の暴走が、このような悲しい事件に発展してしまいましたね。「なぜ逃げないのか?」「立ち向かえばよかったのでは?」と、外側から見たら被害者に問題があったようにみえるこの事件。内部であれだけの脳の暴走、エネルギーのやり取りが行われているとはまったくわかりませんね。
一度被害に遭い、人間とは違う脳を持ったモンスターを知った後では、宝塚内部で何が起きたのか、手に取るようにわかりますね。被害者の方は、自己愛の生涯持ちえない何かを持っていたのでしょう。それを合理的に奪うには、本人に自身を追い詰めさせるしかなかった。加害者の方も、なぜこうなったのかよく分からないのではないでしょうか。だから、言い訳が支離滅裂なのでしょうね。保身するには、それらしい理由をなんとなく並べるしかないですから…。
被害者、加害者、周囲、誰にとってもデメリットしか生みませんね。戦争と同じです。「自律」「客観視」「足るを知る」などを欠くと、こういうことが起きますね。
赤堀恵美子の事件も、構図は同じことですね。公にならない密な世界で、おかしな自己愛ワールドが展開され、すべてが狂っていきます。これを防ぐには、衆人環視しかないのかなぁと…。第三者の目が常に光っていること、これにつきますね。ただ、それでも進化した自己愛たちは、どうせ監視の目をすり抜けるんですけどね。
今回音頭をとったリーダーは、悪しき習慣に呑まれて悪い方にいってしまいましたね。よほど強い心がないと、伝統に歯向かえないと感じます。