2021年11月01日
25回戦@神宮 広島9−7東京ヤクルト 打撃戦を制し3連勝で締めくくる!栗林投手新人最多タイの37セーブ!
セ・リーグ最終戦、広島が乱打戦制し3連勝 栗林が新人最多37セーブ
11/1(月) 22:25
配信
日刊スポーツ
ヤクルト対広島 試合後、広島捕手石原(左)とタッチをかわす7番手の栗林(撮影・江口和貴)
<ヤクルト7−9広島>◇1日◇神宮
広島は1回坂倉の適時打と石原の3ランで4点先制。2回小園の犠飛で追加点。ヤクルトは3回古賀と宮本の適時打で2点を奪う。
ヤクルトは4回西浦の適時打などで一挙4得点。広島は直後の5回西川の3ランで再逆転。6回坂倉の適時二塁打で突き放す。
ヤクルトは今季引退する雄平が7回に左前打。広島は9回に登板した栗林がプロ野球新人記録の37セーブ目を記録した。広島塹江が5勝目、ヤクルト吉田喜は1敗目。
今日は2021シーズンの公式戦最終戦でしたが、カープは勝利で締めくくりました。最大17あった借金は5に減らす事ができました。
プロ初登板、初先発の小林投手は、ポテンシャルの高さを示すデビューとなりました。今日は3回2/3、84球を投げて6失点。5点の援護を守れず降板しましたが、ドリヨシ的には将来が楽しみなピッチャーだと感じました。
1回はヤクルト先頭の塩見選手にMAX152キロを記録。ストレートは力強く、変化球もキレがあり、2回までパーフェクトの抜群の立ち上がりを見せました。
3回に3安打を浴びて2点を献上。4回には3本の長短打に2四球と味方のエラーも絡んで4失点しました。しかし、この日は6三振を奪うなど、堂々としたマウンドさばきだったと思いました。小林投手は勝ちこそつきませんでしたが、来季以降の成長が楽しみなピッチャーが出てきました。
打線は1回表、ヤクルト先発の高橋投手を攻め、ノーアウト1、3塁から坂倉選手がライト前タイムリーを放ち、1点先制。なお2アウト1、3塁から石原選手が17球粘ってレフトスタンドへ3ランを放ち、4点目が入りました。
2回表は1アウト1、3塁から小園選手がレフトへ犠牲フライを打ち、5−0としました。
5−6と逆転を許した直後の5回表、ヤクルト2番手吉田投手を攻め、1アウト2、3塁から西川選手がライトスタンドへ3ランを放ち、8−6と逆転に成功しました。
6回表はヤクルト3番手の石川投手を攻め、1アウト2塁から坂倉選手がタイムリー2ベースを放ち、9−6としました。最終戦も打線は活発でした。投手陣との歯車ががっちり噛み合えば、圧倒的に強いカープなんですけどね。
さて、9回裏は守護神の栗林投手が登板しました。が、先頭のヤクルト宮本選手にライトスタンドへソロホームランを浴びて、9−7となりました。栗林投手が今季初めて打たれたホームランでした。その後2アウト1、2塁とされ、ヤクルトは代打青木選手を起用しました。イヤな感じになりましたが、最後は青木選手を空振り三振に仕留め、試合が終わりました。
これでカープの今季の全日程が終了しました。セ・リーグ首位打者と最高出塁率に鈴木誠也選手が確定しました。おめでとうございます。そして、最多勝に九里投手が確定しました。おめでとうございます。さらに、栗林投手は今季37セーブを挙げて、2015年にDeNAの山崎投手がマークした新人最多セーブのプロ野球記録に並びました。連続試合セーブは20試合に伸ばし、2009年の中日岩瀬投手と並び、歴代2位となりました。
選手の皆さん、今季も本当にお疲れ様でした。来季こそリーグ優勝奪還と、悲願の日本一目指して頑張ってください!