2019年03月15日
小園選手がサードでノックを受ける
広島・小園が初の三塁ノック「任されたところで全力でやりたい」
3/15(金) 16:36配信
サードでノックを受ける広島・小園海斗=マツダスタジアム
広島ドラフト1位・小園海斗内野手(18)=報徳学園=が15日、マツダスタジアムでの練習に参加し、初めて三塁ノックを受けた。小園は遊撃との違いについて「(捕球の際、グラブを)下から入らないといけない」と語り「足の使い方はショートにも生きてくると思う。任されたところを全力でやりたい」と前向きに取り組んだ。
開幕1軍を目標に掲げるだけに「まず試合に出られるように。1つの引き出しになると思います」と話した。
見守った高ヘッドコーチは「基本はショート」と強調した上で、「(試合では)今のところはないけど、これからショート一本だけというのもね。レギュラーを取ったら別だけど。スローイングの意味を込めて。違う角度から練習するということ」と話していた。
ついにサードの守備練習を始めましたね。小園選手はオープン戦に入っても走塁、打撃、守備で目を見張るものを見せてくれています。明日以降のオープン戦での活躍次第では、開幕1軍も現実化してきます。開幕1軍の切符を勝ち取った場合、小園選手の本職はショートですが、ショートは田中選手がいますので入れません。そこで小園選手にサードを守らせる案が浮上する訳です。高ヘッドコーチは小園選手をサードで起用するかは明言していませんが、サード争いには安部選手や堂林選手、メヒア選手がいますが、いずれも打撃面が今一つの中で、小園選手を使うという案も現実的だと思います。ドリヨシとしては、オープン戦でサードスタメンで起用してみて、引き続き活躍した暁には、開幕でも思い切ってサードで使ってみてもいいのかなと思います。明日以降の小園選手の活躍にますます注目です。
2019年03月14日
ドミニカカープアカデミー出身のサンタナ選手と育成契約!
広島 カープアカデミー出身サンタナと育成契約 首脳陣「バレンティンのようだ」
3/14(木) 18:18配信
広島・サンタナ
広島は14日、ドミニカ共和国カープアカデミー出身で練習生のフアン・サンタナ内野手(24)と育成選手契約を結んだと発表した。年俸230万円で背番号は146。身長181センチ体重100キロ、右投げ右打ちの大型内野手で今春は日南キャンプに参加し、柔らかいグラブさばきと長打力をアピールしていた。そのフォームと力強いスイングは首脳陣から「バレンティンのようだ」と高い評価を受けていた。
サンタナは「守備は菊池涼選手のように、打撃はバティスタ選手のようになりたい。一生懸命頑張って、早く1軍に昇格したい」と球団を通じて意気込みを語った。
ドミニカから練習生として来日していましたサンタナ選手ですが、まずは育成契約を結ぶ事ができました。ドリヨシも日南の春季キャンプからテレビでサンタナ選手を見ていましたが、カープの選手には丁度良く、練習態度も真面目で一生懸命頑張っている姿には共感するものがあります。まだまだ粗さはありますが、日本の野球に順応するのも早いと思いますし、是非次のステップの支配下登録選手になって欲しいと思います。
2019年03月12日
長野選手が本格的な実戦へ!
広島・長野 今週中にも外野で出場へ 高ヘッド「ゲームでも守れるぐらいのレベル」
3/11(月) 21:25配信
打撃練習に励む長野(撮影・飯室逸平)
広島・長野久義外野手が、今週中にも移籍後初めて実戦で外野守備に就くことが濃厚となった。
高ヘッドコーチが「ゲームでも守れるぐらいのレベルまで来ている。今週中にどこかで就けるよ」と明言した。仕上がりが遅れていた右肩の状態も上向き。外野ノックでも力強いスローイングを披露した。全体練習後は特打を敢行し、快音を響かせた。
長野選手が若干調整が遅れているのかなと心配でしたが、いよいよ実戦で守備につくことになりそうですね。カープの外野は、鈴木選手だけが確定しているだけで、あとは激しいポジション争いが続いています。もちろん長野選手もその一人です。ドリヨシ的には、打順は6番、レフトでレギュラーを勝ち取って欲しいところですが、西川選手、坂倉選手が打撃が好調だけに、最後までわからない感じですね。長野選手には手薄になった右の代打の切り札としての魅力も感じますし、うーん、難しいところですね。今後の長野選手に注目です。
2019年03月08日
白濱選手が1軍合流!
【広島】白浜、1軍合流も借り物だらけ「ユニもミットも捕手道具も靴も…」
3/8(金) 16:26配信
菊池涼のユニホームを借りて練習した白浜
広島は8日、マツダスタジアムで全体練習を行い、16年目の白浜裕太捕手(33)がキャンプイン以来初めて1軍に合流した。
さっそうとグラウンドに飛び出したベテランだが、どうにも体が縮こまっている。遠慮しているのか。いや、そうじゃない。ユニホームにあるべき背番号は本来32だが、身につけていたのは菊池涼の背番号33。身長が9センチ低く(白浜180センチ、菊池涼171センチ)、体重も18キロ軽い(白浜90キロ、菊池涼72キロ)チームメートのものだけに、窮屈そうだった。
ユニホームは自宅に忘れてきたわけではない。「全部(2軍の由宇練習場に)送ってるので何もない。ミットもない、キャッチャー道具もない、ランニングシューズもない…」。前夜(7日)いきなり1軍昇格を告げられたことで、準備が間に合わなかったことが真相だった。
広島・白浜裕太が1軍合流 高ヘッドコーチ「いろいろなことを考えて」
3/8(金) 18:17配信
石原らとノックを受ける白浜(撮影・飯室逸平)
広島は8日、マツダスタジアムで全体練習を行い、白浜裕太捕手が1軍に合流した。
現在、捕手は石原、会沢、坂倉の3名。だがオープン戦には打力を生かすため、坂倉が左翼で出場している。「いろいろなことを考えて」と高ヘッドコーチ。開幕を見据え、例えば坂倉に守備固めと出した場合や会沢、石原が交代した場合など、さまざま出来事をシミュレーションすることが狙いだ。
また、白浜はこの日の練習にはユニホームの到着が間に合わず、いつもの「32」ではなく、菊池涼から借りた「33」の背番号で練習に参加した。
9日は福山でのDeNA戦に臨む。
白濱選手の1軍合流は久しぶりだと思います。白濱選手が1軍に合流するのも、坂倉選手が外野の守備につくなどし、1軍の捕手は石原選手と會澤選手の2名になることなどから、第3の捕手ということで、白濱選手が召集されました。これも、丸選手が読売へ移籍していなければなかった事かもしれません。白濱選手はもう33歳なんですね。ここに来て1軍のチャンスが訪れてきたので、なんとかモノにして欲しいと思います。
しかし、今度は2軍の捕手は大丈夫なのかと思います。2軍では船越選手が頑張っていますが、中村奨成選手は肋骨の疲労骨折でリハビリ中ではないかと思いますが、2軍の捕手要員が心配です。
2019年03月04日
床田投手が明日の読売戦に意欲!
広島・床田 5日・巨人戦のテーマは「回の先頭を取る」
3/4(月) 17:19配信
キャッチボールで笑顔を見せる床田
広島が4日、マツダスタジアムで投手指名練習を行った。時折雨が降る中、野村、大瀬良、九里、岡田、床田、アドゥワが汗を流した。
5日の巨人とのオープン戦は、今年初のマツダスタジアムでの対外試合。先発する床田は「左打者のインサイドにしっかり投げていくことと、回の先頭を取ることがテーマ」と意気込んだ。
また、FA移籍した丸との対戦については「厳しく投げないと打たれる。(ストライクゾーンの)幅を使わないと抑えられない」と話した。同日のチケットはほぼ完売。平日のオープン戦では異例の状況となっている。
床田投手にとっては明日の読売戦は非常に重要な試合になりそうです。今季は先発ローテーションの一角を担う程の力をつけてきました。左肘の手術後のリハビリなどで、下半身のトレーニングを徹底した甲斐があって、球速が増して、ストレートに威力が出てきました。明日の読売戦で結果を出せば、開幕1軍の切符はほぼ確実だと思います。本文にもありますが、対左バッターのインコースをどれだけ突けるかがカギでしょう。特に丸選手に対しては、絶対にインコースは攻めていかないといけません。床田投手の明日のピッチングに注目です。
2019年03月01日
サード有力の安部選手が明日実戦出場へ!
広島三塁最有力の安部が2日実戦へ「貢献したい」
3/1(金) 20:50配信
広島安部友裕(2019年2月11日撮影)
広島の三塁最有力候補の安部友裕内野手がいよいよ実戦に登場する。
キャンプ中にインフルエンザA型に感染して出遅れたが、2日西武戦(佐賀)に出場する。この日は三塁特守でゴロの打球を追うなど、精力的に動いた。「(三塁候補の)メヒアも堂林も結果を出していますが、人のことは気にしない。打つこと、走ること、守ることすべてで貢献したい」と意気込んだ。
安部選手はインフルエンザを発症して出遅れていましたが、明日の西武とのオープン戦に出場することになりました。サードのポジション争いもし烈で、メヒア選手、堂林選手などもアピールしている中、安部選手もサードのポジションを約束された訳ではありません。しかし、ドリヨシ的には今までの実績を考えると、やはり安部選手が有力かなと思います。それだけに明日の試合は結果を出して欲しいと思います。
2019年02月28日
長野選手がマツダスタジアムのレフト守備練習!レギュラー奪取に意欲!
広島長野が移籍後初マツダで左翼、不規則な風が特徴
2/28(木) 18:41配信
左翼でシートノックを受ける長野
広島長野久義外野手(34)が移籍後初めて、マツダスタジアムの左翼でシートノックを受けた。
同球場の左翼は、スタンドの形状から風が不規則に吹き、打球に影響を及ぼす特徴がある。この日は風が弱かったが、周囲の景色を確認しながら打球を追った。他の打者の打撃練習中にも左翼でノックを受けた。ここまで実戦出場はDHか代打のみだが、様子を見ながら守備に就く見込み。高ヘッドコーチは「焦らせる必要はない」と話した。
長野選手が次第にエンジン全開モードになってきました。本文にもありましたが、マツダスタジアムのレフトは風が舞っているらしく、打球にクセがつくらしいです。長野選手もそのあたりは実感したのでしょうか。
オープン戦も本格化する中で、今までDHでの出場がほとんどでしたが、これからは守備にもついてレギュラー奪取にアピールすることになるでしょう。ドリヨシ的にはこのまま特に問題がなければ、長野選手がレフトのポジションに入るようになると思います。今後のオープン戦での活躍に期待します。
ドラ1小園選手1軍帯同延長!大洲寮に引っ越しも完了!
広島・ドラ1小園、マツダスタジアムで初練習「ここで開幕迎えたい」
2/28(木) 19:08配信
打撃練習に汗を流す広島・小園海斗=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
広島は28日、マツダスタジアムで全体練習を再開した。ドラフト1位・小園海斗内野手(報徳学園)は本拠地で初練習。守備、打撃、走塁と軽快な動きを見せた。
遊撃の位置では田中、上本らと並んでノックを受けた。天然芝のグラウンドでプレーした経験はあまりない。土や人工芝とは違う打球の質を確かめながら、丁寧に捕球した。
「試合での打球ではなかったけど、球が考えているよりも来たり来なかったりした。でもきょうはそれがわかったので良かったと思います」
春季キャンプで猛アピールし1軍延長を勝ち取った。3月は開幕へ向けてオープン戦が本格化する。27日には2軍の大野寮から1軍の大洲寮への引っ越しを完了。「ここ(マツダスタジアム)で開幕1軍を迎えたい」と力を込めた。
春季キャンプも見事にこなして、高卒ルーキーながらただ者ではない雰囲気を醸し出している小園選手です。守備と走塁は1軍レベルで素晴らしいものを持っているのは承知していました。課題はバッティングだったのですが、シートバッティングや紅白戦、対外試合でも非凡な才能を見せつけ、首脳陣を驚かせています。田中広輔選手がもしいなかったら、開幕1軍ショートのレギュラーの座を勝ち取っているに違いありません。それだけの器を持っています。
これからオープン戦が続きますが、心配なのは、連戦続きと移動で疲れがたまらないかどうかです。首脳陣はじめ、トレーナーも小園選手の体調は細かくチェックしていると思いますが、無理はさせて欲しくないですね。
2019年02月27日
大瀬良投手、目指すは3・29開幕投手!
広島大瀬良「任せられるように」目指すは初開幕投手
2/27(水) 21:30配信
広島大瀬良(2019年2月5日)
1カ月後の大役へ−。広島大瀬良大地投手(27)が28日から初の大役へ向けて1歩を踏み出す。26日に打ち上げた春季キャンプでは、自己最多の約970球を投げ込んだ。充実感はあっても、満足感はない。周囲の期待と評価は高まる一方で、自身の不安は拭い切れていない。初の開幕投手を目指して、万全の調整を重ねていく。
◇ ◇ ◇
大瀬良に大黒柱の自覚が芽生えた。キャンプでは若い投手から求められた助言を伝え、後輩を食事に誘って悩みも聞いた。主戦と期待されるシーズンへの準備も念入り。キャンプでは昨年よりも約200球多い、約970球を投げ込んだ。「僕の記憶の中では最多。投げ込んだ割に、今年は体が元気だった。やることはやったし、やりたいこともできた」。初の大役となる巨人との開幕戦「3・29」を見据え、オープン戦での登板を重ねていく。
昨季は最多勝と最高勝率の2冠を獲得。開幕投手の最有力候補だ。シーズン中は各球団のエース格と投げ合うことが増えることが予想される。「昨年は勝たせてもらったけど、同じような投球では勝てない。そこで勝てる投手にならないといけない」。オフには水泳トレで肩関節の柔軟性を高め、セットポジションの改良にも取り組んだ。
周囲の評価や期待が増す一方で、本人には不安が残ったままだ。「もともと心配性だからかな。みんながいいと言ってくれても、不安しかない。昨年も、不安のまま開幕を迎えた気がします」。不安だからこそ課題を見つけ、成長と進化につなげてきた。2冠達成の昨年もそうだった。
対外試合初登板となった24日DeNAとのオープン戦では勝負球が甘くなり、3回3失点。「左打者の内角に投げきれなかった。あそこを投げきれないといけない」。初登板で課題を残したのも、大瀬良のシーズン前の「恒例行事」かもしれない。今後はオープン戦で実戦登板を重ねながら実戦勘を取り戻していく。
緒方監督は開幕投手について、キャンプ最終日にも「まだ考えていない」と話すにとどめた。だが、大瀬良の目ははっきりと「3・29」を捉えている。「そこを任せてもらえるようにやっていく」。残された1カ月で不安を振り払い、開幕のマウンドに立つ。【前原淳】
<大瀬良のキャンプ>
1日 キャンプイン
2日 初ブルペンで50球
7日 フリー打撃初登板し、打者4人に28スイングで安打性3本。
17日 シート打撃に登板し、打者6人に無安打1四球。
19日 ブルペンで「インターバルピッチ」。15球後に2分休憩。これを9回繰り返して135球を投げた。
24日 オープン戦開幕となるDeNA戦で先発。自身今季初の対外試合では3回3失点。
26日 キャンプ打ち上げ
大瀬良投手のモチベーションが明らかに変わっていることがわかります。エースとしての自覚が芽生えているからこそ、常に不安との背中合わせになっているようです。
しかし、昨年からマウンドに立つ大瀬良投手の様子が変わってきました。まさに勝負師の顔つきで真剣そのものです。ベンチでも、次のイニングのピッチングに備えたルーティーンがはっきりしています。大瀬良投手の心理面が大きく安定している証拠だと思います。
このたびのキャンプは、野村投手もかなり調子が良く、首脳陣の信頼を再び得るべく、開幕投手を狙っています。おそらく、大瀬良投手か野村投手のいずれかになると思いますが、昨年の実績と、マウンドでの風格を考えると、ほぼ大瀬良投手で決まりだと思います。
オープン戦での登板を重ねながら調子を上げて、来たる3月29日の読売との開幕戦にベストな状態で挑んで欲しいですね。
2019年02月23日
下水流選手が左太もも裏を痛めて途中交代。
【広島】下水流が左太もも裏痛め負傷交代「ハムストリング筋筋膜炎」
2/23(土) 18:21配信
広島・下水流
広島・下水流昂外野手(30)が23日の練習試合、日本ハム戦(コザしんきん)で左太もも裏を痛め、負傷交代した。6回1死から敵失で出塁し、二塁へ。続く西川の二塁打で一気にホームに生還した際に痛めた模様だ。
沖縄市内の病院に向かい、「左ハムストリング筋筋膜炎」と診断された。24日以降は患部の様子を見て判断する。
ハムストリングを痛めたようです。この場所は無理すると治るのが遅くなるような、非常にデリケートな所でもあります。下水流選手も日南のキャンプから好調で、強いリストを活かした長打力は魅力的です。出場機会を求めて、外野の他、ファーストの守備にもチャレンジしている所ですが、ここで離脱となると、下水流選手本人が一番悔しいでしょうね。痛めた場所が場所だけに、無理はして欲しくはありません。開幕まで1ヶ月ありますから、完全に治しきってもらいたいです。