2020年10月09日
18回戦@マツダ 広島7−12東京ヤクルト 中盤一時4点差を追いつくも、投手陣崩壊で大敗。林選手プロ初ヒット!
広島敗戦 今季10度目の2桁失点 鈴木&堂林が猛打賞も今季を象徴する投壊に泣く
10/9(金) 22:21
配信
デイリースポーツ
4回、床田に代えて代打・長野を球審に告げる佐々岡監督(左)(撮影・立川洋一郎)
「広島7−12ヤクルト」(9日、マツダスタジアム)
広島が今季10度目の2桁失点。17安打で12失点し、2連敗となった。
先発床田が初回に5安打を集中されて4失点。打線が奮起して五回までに4−4としたが、六回に3番手の中田が浜田にソロ被弾。さらに菊池保も青木に2ランを被弾し、このイニングだけで6失点した。八回は一岡が2失点した。
打線は鈴木誠、堂林がそれぞれ3安打。14安打で7得点と奮起したが、リードは奪えなかった。
今季のカープの戦いを象徴するような試合になりました。10回目の二桁失点です。一言で言えば、情けないです。
先発の床田投手は立ち上がりからヤクルト打線に捕まります。いきなり連打などで1アウト1、2塁とされ、ヤクルト村上選手に左中間を破る2点タイムリー2ベースを浴びて先制を許します。さらに2アウト後、ヤクルト西田選手にライト線へのタイムリー2ベースを浴びて3点目。さらにヤクルト中山選手に右中間へのタイムリー2ベースを浴びて4点目を失いました。床田投手は制球が甘く、全体的に球が高めに浮いていました。正直、1回はよく4点でおさまったなという感じです。
その後は床田投手はなんとか4回まで投げましたが、不安定さはは最後まで修正できませんでした。結局4回89球を投げて、8安打4失点と、先発としての役割を果たせませんでした。残念です。
打線は3回裏、ヤクルト先発の歳内投手を攻め、1アウト1、3塁のチャンスで、鈴木誠也選手がレフト前タイムリーを放ち、1−4としました。
さらに5回裏、1アウト1塁から鈴木誠也選手がレフトスタンドへ2ランを放ち、3−4と1点差に追い上げます。ヤクルトはここで歳内投手を諦めました。勝ち投手の権利を目の前にして無念の降板でした。その後2アウト1塁となって、ヤクルトは3番手に梅野投手に代わりました。そして堂林選手がライト前に渋く落とすヒットを放ち、1塁ランナーの坂倉選手が一気に生還する好走塁で、4−4の同点に追いつきました。
しかし、6回表にリリーフ陣が捕まりました。3番手に中田投手が登板しました。が、いきなりヤクルト濱田選手にレフトスタンドへソロホームランを浴びて4−5と勝ち越されました。さらに1アウト1、3塁とされたところで、4番手の菊池保則投手に代わりました。しかし、ヤクルト村上選手のセカンドゴロの間に3塁ランナーが生還し、4−6。さらにヤクルト青木選手にライトポール際へ2ランを浴びて4−8。さらに2アウト2、3塁からヤクルト西浦選手にレフト前へ2点タイムリーを浴びて4−10と、一気にリードを奪われました。このイニングは失策もあり、バッテリーミスもありの、本当に締まりのないイニングでした。まあ、今年はこれが初めてではないですけどね(苦笑)。
6−10で迎えた8回表は6番手の一岡投手が登板しましたが、2アウト後、連続四球で1、2塁とされ、ヤクルト西浦選手に右中間への2点タイムリー2ベースを浴びて6−12となりました。四球で出したランナーをヒットで還される、最悪のパターンですよね。
打線は7回裏に坂倉選手の右中間へのタイムリー3ベースと堂林選手のショートゴロの間の得点の計2点。8回裏に宇草選手のセカンドゴロの間の1点を入れましたが、焼け石に水。結局7−12で敗れました。
本当に今日は投手陣が最悪でした。その中で良かったのが、7回表に登板した育成出身の藤井黎來投手でした。今日2試合目の登板でしたが、ヤクルトエスコバー選手をショートゴロ。坂口選手、山田選手と連続空振り三振に仕留める、素晴らしいピッチングを見せてくれました。今度は競っている展開でのピッチングが見たいですね。
野手では、林選手が8回裏に代打で登場し、ヤクルト清水投手からライト線への2ベースを放ち、プロ初ヒットを記録しました。将来は左のスラッガーとして期待されている林選手ですが、プロとしての一歩目を踏み出しました。おめでとうございます!
さて、明日は土曜日ですが、ナイターです。広島の先発はルーキー森下投手です。新人王のタイトルを確実なものとするべく、明日も好投で勝利を掴んで欲しいです。ヤクルトはスアレス投手です。前回神宮の対戦では、7回途中まで10安打と打っていますので、明日も打ちまくって森下投手に大量援護を期待したいですね。
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10259393