2020年09月12日
16回戦@甲子園 広島1−3阪神 初回阪神大山選手の3ランに沈む。打線散発6安打で1得点のみ。
広島、連敗で今季ワーストタイ借金9 遠藤、5回途中緊急降板 主砲・誠也ついに打率3割切る
9/12(土) 17:14
配信
スポニチアネックス
<神・広>6回2死一塁、鈴木誠(右)が見逃し三振に倒れ、険しい表情で選手交代を球審に告げに向かう佐々岡監督(撮影・坂田 高浩)
◇セ・リーグ 広島1―3阪神(2020年9月12日 甲子園)
広島は前日4安打完封された西勇に続いて秋山にも抑えられ、1―3で阪神に敗れて2連敗。借金が今季最多タイの9にふくらんだ。阪神は3連勝で貯金3。
広島は今季3勝目を目指し、自身初の中5日で先発登板した高卒3年目右腕・遠藤が初回、大山に先制3ランを被弾。球数が多いながらも立ち直りの兆しを見せていた5回に足元を気にし始め、84球を投げた2死一、三塁の場面で緊急降板を余儀なくされたが、緊急リリーフとなった中田から菊池保、島内、塹江とその後は追加点を許さなかった。
だが、打線が3回2死まで秋山に完全に抑えられ、先発投手の遠藤が3回にチーム初安打を放つも無得点。前日は西勇に散発4安打で9回完封されたが、この日は秋山に7回まで5安打無得点に封じられた。0―3で迎えた8回、秋山から連続四球で無死一、二塁とし、代わったガンケルから菊池涼の中前適時打で1点返したが、そこまで。昨季セ・リーグ首位打者の主砲・鈴木誠は2試合連続ノーヒットで打率3割を切っている。
阪神は初回に大山がバックスクリーンへ18号3ランを叩き込み、この先制3ランが決勝点。先発右腕・秋山が初回7球、2回5球、5回までで55球と省エネ投球で快調にイニングを重ね、2年ぶりの完封こそ逃したものの8回途中5安打1失点で今季5勝目(1敗)。今季広島戦では無傷の3勝目となった。
昨日のような試合展開でした。打線の拙攻がどうしても目立ちます。何か一つ二つ工夫が欲しいところですが…。
先発は中5日で遠藤投手が登板しました。課題の立ち上がりですが、今日も制球に苦しみました。1回裏、ヒットと死球などで2アウト1、2塁とされると、阪神大山選手にバックスクリーンへ3ランを浴びて、いきなり0−3と先制を許しました。このホームランはかなり痛かったですね。カープが先制するまでは、阪神打線を無失点に抑えて欲しかっただけに、残念です。
2回以降は球数を要しながらも、なんとか阪神打線を無失点に抑えました。
5回裏、遠藤投手に異変が生じました。足元を気にし始め、2アウト1、3塁となったところで澤崎投手コーチがこのイニング2度目のマウンドへ向かいました。一旦ベンチ裏に下がって手当てを受けた後、マウンドへ戻りましたが、投球練習でもおかしく、再びベンチへ戻って降板となりました。遠藤投手は4回2/3、84球を投げて5安打3失点と、まずまずかと思いきや、与えた四死球は4つと、ここがいだたけませんね。しかし、遠藤投手が離脱となると、先発投手陣も緊急事態になります。どうか軽症であって欲しいと願うばかりです。
投手陣はその後、中田投手、菊池保則投手、島内投手、塹江投手と無失点リレーをしました。ここは評価すべき点ではないでしょうか。
打線は阪神先発の秋山投手の前に3回2アウトまで完全に抑えられましたが、皮肉にも遠藤投手がライト前ヒットを放ち、皮肉にもこれがチーム初安打となりました。今日は阪神秋山投手に7回まで散発5安打で無得点に封じられました。
8回表、連続四球でノーアウト1、2塁とチャンスを迎えました。阪神はここで2番手にガンケル投手を送り込みました。続くピレラ選手はセカンドゴロの4−6−3の併殺に倒れ、2アウト3塁となります。チャンスを潰したかと思いましたが、続く菊池涼介選手がセンター前へタイムリーを放ち、1−3としました。
2点差を追いつくべく、9回表の攻撃に期待しましたが、阪神抑えのスアレス投手の前に3者凡退に倒れ、あっさり試合は終わりました。
昨日も今日も、特に打線は相手ピッチャーの攻略に関して、何か策を打った気配が見えません。今日も阪神秋山投手に対して淡々と対応しているようで、何か腹立たしさを感じざるを得ません。昨日も書きましたが、カープには機動力があるので、足を絡めたアグレッシブな攻撃を見せて欲しいです。
さて、明日ですが、カープは薮田投手が先発します。再び先発ローテーションに入れるような、素晴らしいピッチングを期待しています。阪神は藤浪投手です。前回読売戦では5回途中9安打11失点の散々たる内容でした。攻略は必ず出来ると思います。早々にKOして、同一カード3連敗は阻止しましょう。
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