2020年08月10日
10回戦@マツダ 広島6−1中日 九里投手7回無失点で2勝目!松山選手、長野選手、坂倉選手、西川選手タイムリーと打線好調!
広島・九里 7回零封で47日ぶり白星 7回ピンチで松山ダイビングキャッチ「本当にありがたいです」
8/10(月) 21:59
配信
スポニチアネックス
<広・中>5回2死二塁、阿部を三ゴロに打ち取り吠える九里 (撮影・奥 調)
◇セ・リーグ 広島6―1中日(2020年8月10日 マツダ)
広島の九里亜蓮投手(28)が10日の中日戦(マツダ)で今季7度目の先発登板。再三ピンチを招きながらも粘投を続けて7回6安打無失点で切り抜け、今季初登板だった6月24日の巨人戦(東京D)以来47日ぶりとなる今季2勝目(2敗)をマークした。
3者凡退に仕留めたのは2回と6回だけ。毎回のように走者を背負っての投球となったが、持ち前の気迫の投球で最後まで無失点で投げ切った。「ランナーを毎回のように出してしまいましたけど、本当に野手の方がしっかり守ってくださって、その結果で0点に抑えられたんだと思います」。本拠マツダでは今季初となった試合後のヒーローインタビュー。九里はそう言ってまずは野手に感謝した。
1―0で迎えた3回には2死二、三塁のピンチを迎えた。打席には3番・阿部。7月28日の対戦(マツダ)で6回に左翼席上段へ先制ソロを浴びた相手だ。「前回の対戦でホームランを打たれていたバッターでもあったので、絶対に打たれないっていう気持ちで、強い気持ちを持って投げました」。その阿部を見逃し三振に仕留めると、マウンドで吠(ほ)えて喜びを爆発させた。
また、自身のラストイニングとなった7回については「何とか0点で切り抜けられればベストだなと思ってたんですけど、なるべく1点でも少なくっていう気持ちで、強い気持ちだけで投げてました」とし、2死一、三塁のピンチで大島に打たれた痛烈な当たりを一塁手・松山がダイビングキャッチするファインプレーでしのいだ場面については「本当にありがたいです」と感謝した。
6月24日以来47日ぶりとなる2勝目については「まだ全然チームの勝利に貢献できてないと思いますし、もっともっとこのようなピッチングをやっていかないといけないっていうふうに思ってます」とキッパリ。謙そんしつつも前を見据えた。
九里の投球内容は7回で打者119球を投げ、6安打無失点。7三振を奪い、与えた四球は1つだった。
今日は守り勝った試合と言っていいと思います。九里投手の粘りのピッチングと、守備陣の好守で、勝利を手繰り寄せました。
打線は1回裏、中日先発の小笠原投手を攻め、2アウトから長野選手がレフト線への2ベースで出塁。続く鈴木誠也選手が死球で1、2塁とすると、松山選手がレフト前タイムリーを放ち、1−0と先制しました。2アウトからの得点は大きかったですね。
さらに3回裏は先頭の西川選手がレフト線への2ベースで出塁。1アウト3塁から長野選手がレフト線へのタイムリー2ベースを放ち、2−0となりました。長野選手は相変わらず絶好調ですね。これで8月の月間打率は.389になりました。恐るべき3番バッターです。
4回裏は1アウト後、菊池涼介選手が四球で出塁。続く田中広輔選手がライト前ヒットで1、3塁。更に田中広輔選手が盗塁し、2、3塁に。2アウト後、西川選手の打席でキャッチャー中日木下選手のパスボールで3塁ランナーの菊池涼介選手が生還し、3−0になりました。相手のミスとはいえ、この3点目は大きいですね。
先発の九里投手は粘りのピッチングを展開しました。なんと、2回と6回以外のイニングはランナーを背負いながらのピッチングでしたが、要所で素晴らしい球を投げて、中日打線を無失点に抑えました。3回表は2アウト2、3塁のピンチでしたが、中日阿部選手を見逃し三振に打ち取り、ピンチを脱しました。5回表は1アウト2塁でしたが、中日大島選手を空振り三振。続く中日阿部選手をサードゴロに打ち取り、ここもピンチを脱しました。
7回表にもピンチが訪れます。先頭の中日井領選手のサードゴロの当たりを堂林選手が1塁へ悪送球で出塁を許しました。続く中日木下選手がライト前ヒットで1、2塁になります。1アウト後、中日京田選手の高いバウンドのファーストゴロの当たりを松山選手がジャンプして好捕し、2塁をホースアウトにして2アウト1、3塁になりました。松山選手のファインプレーでした。この当たりが抜けていたら、1点は入っていたでしょうから、このプレーは大きかったですね。さらに中日大島選手の1、2塁間の当たりを、またも松山選手がダイビングして好捕し、1塁をアウトにして、ピンチを脱しました。この松山選手の連続のファインプレーは、九里投手もチームも救われました。今日は松山選手が影のMVPだと思います。プロ野球ニュースのPLAY OF THE DAYになるでしょうね。
九里投手は7回119球を投げて、6安打無失点の熱投でした。中5日ではありましたが、チームにとっても7回まで投げてくれたのは助かったと思います。
8回表は2番手に塹江投手が登板しました。が、先頭中日の阿部選手のサードゴロの当たりを堂林選手が1塁へ悪送球して出塁を許しました。堂林選手は今日2つ目の失策です。悪い癖が出始めたでしょうか。続く中日ビシエド選手がレフト前ヒットで1、2塁。続く中日高橋選手がレフト前タイムリーを放ち、3−1となりました。今までのカープはこのままズルズル行くところでしたが、最近は違います。塹江投手も落ち着いていました。続く中日福田選手はショートゴロで6−4−3の併殺で2アウト3塁になりました。注文通りの併殺にしたカープバッテリーの勝利でした。続く代打中日堂上選手を空振り三振に打ち取り、最小失点でピンチを脱しました。
8回裏、ピンチの後にはチャンスが訪れます。中日4番手佐藤投手を攻め、2アウトから會澤選手が死球で出塁。続く菊池涼介選手がライト前ヒットで1、3塁。田中広輔選手が四球で満塁となりました。ここで代打坂倉選手が3球目を打ってセンター前へ2点タイムリーを放ち、5−1と貴重な追加点となりました。中日はここで5番手の濱田投手に代わりましたが、西川選手がセンター前へタイムリーを放ち、6−1と試合を決めました。
9回表はフランスア投手が締めて、6−1と快勝でした。
3連戦の頭をまた勝てたのは大きかったですね。投打のバランスも良くなってきてますから、これからカープの逆襲のシナリオが展開されます。明日の先発は野村投手です。先発投手陣では今一番安定しているので、明日も素晴らしいピッチングを期待します。中日は福谷投手です。前回DeNA戦では6回途中7安打3失点で敗戦投手になっています。粘り強く、ねちっこく攻めれば、十分勝機はあると思います。中日相手は絶対に落とせません。
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九里投手は最高でしたね!
堂林は疲れてるのか‥お休みが必要ですね。
後は松山選手のチームを勝たせたファインプレーはびっくりしました!