2020年08月09日
8回戦@マツダ 広島1−5阪神 遠藤投手5回2失点粘投も2敗目。打線3安打と援護できず。
【広島】遠藤、5回3安打2失点で2敗目「どうしてもゾーンで勝負できなかった」
8/9(日) 22:20
配信
スポーツ報知
2回無死満塁のピンチで遠藤淳志(右から3人目)のもとに集まる広島ナイン
◆JERAセ・リーグ公式戦 広島1―5阪神(9日・マツダ)
広島・遠藤淳志投手(21)が5回3安打2失点で2敗目を喫した。
2回1死満塁、梅野の遊ゴロ間に先制点を献上したが、後続を抑え1点にとどめた。同点の3回に、2死三塁から大山に適時三塁打を浴び、勝ち越しを許した。右腕は「どうしてもゾーンで勝負できなかった。もっと攻めないといけない」と反省を口にした。
前回登板の2日・巨人戦(東京D)では9回2失点でプロ初完投をマークし、勢いに乗りたかったところだが、5回で103球に達し、マウンドを降りた。佐々岡監督は「球数が多くなってしまって…。3回までばらつきがあった。ああいうところがまだまだです」と振り返った。
報知新聞社
今日は打線がつながりを欠き、逆転することができませんでした。
先発の遠藤投手は1回表は3者凡退に抑えたものの、2回表は制球を乱し、2ベースと2つの四球でノーアウト満塁の大ピンチを招きました。続く阪神梅野選手はショート左への強いゴロでしたが、田中広輔選手が好捕し、2塁でホースアウトを取りましたが、この間に3塁ランナーが生還し、0−1と先制されました。その後は後続をなんとか抑え、最小失点でしのぎました。
直後の2回裏、阪神先発の秋山投手を攻め、四球と2ベースで1アウト2、3塁のチャンスから、菊池涼介選手がレフトへの犠牲フライを放ち、1−1の同点としました。
しかし、遠藤投手が粘りきれません。3回表、2アウト3塁から、阪神大山選手に左中間へのタイムリー3ベースを浴びて1−2と再び勝ち越されました。
遠藤投手はストライクゾーンでしっかり勝負が出来ていませんでした。3回まで球にばらつきがあり、球数も要してしまいました。次回登板への課題になりそうです。結局遠藤投手は5回103球を投げて、3安打2失点でした。前回は読売戦で完投勝利を飾っていただけに、残念です。
試合はこれ以降は膠着状態になり、カープにとっては重苦しい展開になりました。
8回表、4番手の一岡投手が捕まりました。2アウトから、阪神大山選手にレフトスタンドへソロホームランを浴びて、1−3となりました。このホームランは正直痛かったですね。2アウトランナーなしで大山選手ですから、ホームランだけは避けなければならないところで打たれてしまったのは情けないです。重い1点になりました。
そして9回表、5番手のDJ・ジョンソン投手が登板しましたが、四球とヒットと送りバントで1アウト2、3塁の大ピンチを招き、続く阪神代打の中谷選手にライトへの犠牲フライを打たれ、1−4。さらに阪神近本選手にファーストへのタイムリー内野安打を打たれ、1−5とされ、ほぼ試合が決まりました。
9回裏、阪神3番手のスアレス投手の前に、1アウト満塁と、ホームランで同点という状況を作りましたが、後続が倒れ、結局1−5で敗れました。
今日は打線が奮いませんでした。また、接戦に弱いカープを露呈させた試合でもありました。阪神先発の秋山投手は結構甘い球もありましたが、カープの選手のミスショットが目立ちました。そして、打撃不振だった阪神大山選手を目覚めさせました。まあ、このカードも2勝1敗で勝ち越したので、ヨシとしましょう。
さて、明日からはマツダスタジアムで中日との3連戦です。明日のカープの先発は九里投手です。前回ヤクルト戦では不甲斐ないピッチングだったので、明日は九里投手らしい、低めへの変化球を散りばめた丁寧なピッチングを期待します。中日は小笠原投手です。今季初先発になります。立ち上がりに不安を抱えての登板になると思うので、打線は初回からアグレッシブに攻めて欲しいと思います。
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