2020年08月06日
8回戦@神宮 広島5−9東京ヤクルト 終盤5点差追い付くも5番手薮田投手が誤算。連勝3でストップ。
広島が今季初の4連勝逃す 5点差追い付く粘りも、5番手薮田が誤算
8/6(木) 21:51
配信
デイリースポーツ
勝ち越しを許した広島・薮田=神宮(撮影・金田祐二)
「ヤクルト−広島」(6日、神宮球場)
広島が今季初の4連勝を逃した。
ややこしい幕切れになった。九回1死一塁から、長野の一、二塁間への一打を二塁手・宮本が捕球。二塁塁審はダイレクトでキャッチしたと判断。一塁に転送され、一塁走者の堂林にもアウトが宣告された。
微妙なプレーだったため、審判団はいったん協議。あらためてマイクで併殺の完成と試合終了をコールした。
これに対して佐々岡監督がリプレー検証を要求。結果が覆り堂林はセーフの判定となった。今度は高津監督が抗議するシーンもあった。そしてプレーは再開。堂林は盗塁、冒頭で三塁に進んだが、最後は鈴木誠が中飛に倒れ、この日2度目の試合終了のコールがなされた。
同点に追い付いた直後の七回だった。五番手で登板した薮田が無死から井野に不運な三塁打を浴びると、続く広岡の犠飛であっさり勝ち越しを許した。さらに2死二塁から坂口、塩見の連続適時二塁打で計3失点。試合は決まった。
先発は今季白星のないK・ジョンソン。今季最短の3回7安打5失点で降板した。
初回、先頭の坂口に安打を許し、犠打で1死二塁。3番・青木に中前適時打を浴びてわずか5球で先制点を献上した。二回に1点。三回は1死満塁のピンチから、西田の2点左前打と堂林の適時失策で3点を失いKOとなった。
5点のビハインドを背負った打線は粘りを見せた。ヤクルト先発の高橋から四回、松山が直球を力でバックスクリーンリーンへ突き刺す2号ソロ。さらに菊池涼が右翼席へ4号2ランをたたき込んで2点差とした。
さらに五回は“夏男”長野の4試合連続打点、5試合連続複数安打となる右中間への2号ソロで1点差。そして七回、3番手マクガフから2死二塁の好機をつかみ鈴木誠が左前適時打。コツコツ得点を積み重ねて、5点差を振り出しに戻していた。
75年前の8月6日は広島にとって原爆投下された特別な日。17年から2連勝中(18年は試合無し)だったが、この日は勝利を届けることはできなかった。
今日は広島にとって特別な日でしたが、勝利を飾ることは出来ませんでした。
先発のK・ジョンソン投手は立ち上がりから制球に苦しみました。1回裏、1アウト2塁からヤクルト青木選手にセンター前タイムリーを浴びて0−1と先制されました。
2回裏は1アウト満塁から、ヤクルト坂口選手がセカンドゴロを打ち、1塁ランナーを狭殺プレーでアウトにして併殺にする間に3塁ランナーが生還し、0−2とされました。
さらに3回裏は、1アウト満塁から、ヤクルト西田選手にレフト前に2点タイムリーを浴びて0−4。さらにヤクルト廣岡選手のサードゴロの当たりを堂林選手が後逸し、2塁ランナーが生還して0−5と一方的にリードされました。
K・ジョンソン投手は3回68球を投げて7安打5失点でKOとなりました。制球は定まらず、変化球のキレもあまりありませんでした。おそらく再び登録抹消になるのではないかと思います。K・ジョンソン投手には勝ち星が一番の特効薬になると思うのですか、今日のピッチングはそれ以前の問題です。
しかし、今日のカープは反発力がありました。4回表、ヤクルト先発の高橋投手を攻め、松山選手がバックスクリーンへソロホームランを放ち1−5。さらにノーアウト1塁から菊池涼介選手がライトスタンドへ2ランを放ち3−5とします。
5回表は長野選手がライトスタンドへソロホームランを放ち、4−5と1点差に迫りました。
7回表、ヤクルト3番手のマクガフ投手を攻め、2アウト2塁から鈴木誠也選手がレフト前タイムリーを放ち、ついに5−5の同点に追いつきました。
カープの継投は、4回はケムナ投手、5回は菊池保則投手、6回は島内投手がそれぞれ無失点に抑える好投を見せました。
試合の流れからして、カープに来てると思ったのですが、同点に追いついた直後の7回裏、5番手の薮田投手が捕まりました。先頭のヤクルト井野選手が右中間へ3ベースを打たれました。打率1割に満たない井野選手に、しかも長打を浴びるのは言語道断ですね。アウトコースばかりへのピッチングでは、狙われても仕方ないのではないでしょうか。続くヤクルト廣岡選手にライトへの犠牲フライを打たれ、5−6と勝ち越されました。さらに2アウト2塁から、ヤクルト坂口選手に左中間へのタイムリー2ベースを浴びて5−7に。ドリヨシ的には坂口選手の所で左投手をぶつけて欲しかったと思います。しかも、坂口選手に対してもアウトコースばかりへのピッチングでした。どうも解せません。さらにヤクルト塩見選手に右中間へタイムリー2ベースを浴びて5−8となりました。このイニング、何故薮田投手だったのか疑問が残りますし、打者への攻め方にも?がつきました。
8回裏は6番手にDJ・ジョンソン投手が登板しました。が、先頭のヤクルト村上選手にセンター前ヒットで出塁し、続くヤクルト上田選手の打席の時に村上選手が盗塁を成功させました。カープバッテリーに油断がありました。完全に無警戒でしたね。上田選手はセカンドゴロを打ち3塁に進塁させ、続くヤクルト井野選手がスクイズを成功させ、5−9として試合を決めました。カープの目指す得点の形を、まさにヤクルトに決められてしまった感じです。本当に悔しいです。
試合はこのまま5−9で敗戦でした。
接戦に持ち込むまでは良かったのですが、あまりにも守備面で油断があり過ぎだと思います。セーフティーバント、盗塁やスクイズなど、相手チームのあらゆる作戦に対する準備が出来ていません。勝負所での相手打者に対する配球にも疑問が残ります。継投の順番もいかがなものかと思いました。
カープは3連勝でストップしました。毎回ドリヨシは言ってますが、打線が活発なだけに、投手陣さえ踏ん張れば、大型連勝は可能だと思います。明日からまた連勝を伸ばして欲しいですね。明日からはマツダスタジアムで阪神との3連戦です。カープは森下投手です。ルーキー投手にはプレッシャーはかけたくないですが、明日は無双のピッチングを期待します。阪神は青柳投手です。左バッターがカギを握りそうです。ドリヨシとしては西川選手に期待したいですね。
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