2020年07月27日
育成出身の大盛選手が昨日のDeNA戦でプロ初安打!
育成出身の広島・大盛 プロ初安打!泥臭く全力疾走で内野安打「僕らしくて良いです」
7/27(月) 9:00
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デイリースポーツ
5回、内野安打を放つ大盛(撮影・西岡正)
「DeNA6−10広島」(26日、横浜スタジアム)
歯を食いしばった。二塁手の前に転がったボテボテの打球に広島・大盛穂外野手が全力疾走する。最後は目いっぱい右足を伸ばし一塁を踏む。決して完璧な当たりではない。プロ初安打は泥臭くもぎ取った二塁内野安打だ。
「積極的にいこうと思っていた。足で稼いだヒットは僕らしくて良いです」
五回1死から代打で打席へ。外角ボール気味のシンカーを引っかけながら安打に変えた。2軍では赤松外野守備走塁コーチに指導を受け、走力に磨きを掛けてきた。結果に結びついた。
「僕はO脚。『こうやって走るんだ』と実際に走ってもらった。足が地面に着いたら次の足がもう出てくるイメージです」
2軍では19試合で打率・320、1本塁打、6盗塁と結果を残し24日に初めて出場選手登録された。広島の育成ドラフト出身野手で、広島在籍時に安打を記録したのは、05年度育成1位で入団した中谷翼が10年に放って以来となる。
アマチュア時代は無名。社会人でのプレーを目指し、大学4年時に受けた社会人8社は全てに不合格した経験がある。苦労を乗り越えて放った大きな一打。「スカウトの人に感謝したい。記念球?両親にプレゼントします」。その瞳は誰よりも輝いていた。
◆大盛 穂(おおもり・みのる)1996年8月31日生まれ、23歳。大阪府出身。180センチ、71キロ。右投げ左打ち。外野手。背番号59。今季推定年俸500万円。飛龍から静岡産大を経て、2018年度育成ドラフト1位で広島入団。19年11月に支配下契約。プロ2年目の20年7月24日・DeNA戦(横浜)で初出場(代打)。
ドリヨシ一推しの大盛選手が、ついに1軍登録され、昨日のDeNA戦でプロ初安打をマークしました。おめでとうございます!
大盛選手の売りは俊足です。守備範囲も広いのですが、バッティングが課題でした。何より大盛選手は真面目に取り組むタイプです。コツコツ努力を積み上げながら、今季、ウエスタンリーグで打率.320で6つの盗塁を記録しています。
当面は1軍では代走もしくは守備固めで登場するケースが多いでしょうが、コツコツ努力を積み重ねて、いずれは外野のレギュラー目指して頑張って欲しいと思います。
1軍の野手陣に閉塞感が出て来たら、思い切って2軍から活きのいい選手を1軍に昇格させてみてもいいと思います。既に大盛選手と中村奨成選手を上げて来ましたが、他にも、林選手や羽月選手などがいます。ちなみに羽月選手もドリヨシの推しメンです。1軍、2軍が一体となって戦わなくてはなりません。
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外野手の若手では今1番ですかね。
しかし忘れられない試合になりましたね。