2020年06月19日
1回戦@横浜 広島5−1横浜DeNA 大瀬良投手が投打に活躍!12球団最速完投勝利!
広島大瀬良12球団最速完投勝利、同点打&プロ1号
6/19(金) 22:18
配信
日刊スポーツ
DeNA対広島 完投勝利で本塁打を放った広島大瀬良(右)は本塁打のボールを手に、監督初勝利の佐々岡監督はウイニングボールを手にポーズを決める(撮影・滝沢徹郎)
<DeNA1−5広島>◇19日◇横浜
2年連続開幕投手を務めた広島大瀬良大地投手が9回4安打1失点の好投で、12球団最速の完投勝利を手にした。17日に29歳の誕生日を迎えたばかりの大黒柱が、佐々岡新監督に初勝利をプレゼントした。
本調子ではない中、新球シュートを加えた持ち球を幅広く使いながら「何とか丁寧に投げようと思った」。1回は2球で2アウト、合計7球で三者凡退の滑り出し。2回はロペスに先制ソロを浴びたものの、6回まで1安打投球。直球と得意のカットボールを中心に、左右、縦、前後を使い、DeNA打線を手玉に取った。
得意ではない打撃でも勝利に貢献した。5回1死三塁から今永の146キロ直球に食らいつき、同点打。9回2死一塁から国吉の高めの直球を強振して右翼席へダメ押し2ラン。プロ初本塁打が今季チーム1号となった。
新型コロナウイルス感染拡大で開幕は3カ月延期。この日は降雨でさらにプレーボールが30分遅れた。初本塁打もハイタッチはなく、勝利の瞬間もエアハイタッチ。ヒーローインタビューも自らマイクを持った。「待ちに待った開幕でチームが勝てて良かった」。例年とは違う戦いの幕開け。待ちわびたシーズン開幕戦で得た白星の味はやはり、格別だった。【前原淳】
大瀬良投手が2020年の開幕投手の役目をきっちり果たしてくれました。佐々岡監督新体制白星発進です。
大瀬良投手は上々の立ち上がりで、1回は3者凡退に打ち取りました。
しかし、2回裏、DeNAロペス選手にレフトスタンドへソロホームランを浴びて、1点を先制されました。ところが、この後後続をしっかり打ち取り、ズルズル行かなかったのが、さすがエースだなと感じました。打たれたヒットは6回までこのホームランの1本のみのナイスピッチングでした。
2−1とカープが逆転して迎えた8回裏に試合のポイントが訪れます。1アウト3塁と、一打同点のピンチで、DeNAは代打のオースティン選手です。オースティン選手はサードへのかなり強烈な打球を放ちました。一瞬、レフトへ抜けたかと思いましたが、この回から守備固めに入った三好選手が華麗に好捕し、3塁ランナーを本塁で刺殺しました。このプレーは大瀬良投手を救い、チームを救いました。これがレフト前に抜けていたら、この試合の流れは変わっていたと思います。三好選手様様です。
結局大瀬良投手は9回116球を投げ抜いて、4安打1失点の完投勝利でした。DeNA打線に的を絞らせない、的確なピッチングで、まさにエースの貫禄を見せつけました。
打線は0−1で迎えた5回表、DeNA先発の天敵今永投手を攻め、1アウト後、田中広輔選手が左中間を破る3ベースを放ち、1アウト3塁のチャンスになりました。続く大瀬良投手がバッターでしたが、ドリヨシはセーフティースクイズを予想してましたが、どうしてどうして、大瀬良投手は初球を強振し、センター前にタイムリーを放ち、1−1の同点としました。今季チーム初打点は大瀬良投手でした。続くピレラ選手がレフト前ヒットで1、2塁とし、2アウト後、西川選手がライト線へのタイムリー2ベースを放ち、2−1と逆転に成功しました。西川選手は今永投手を打ち込んでいますが、相性の良さがここでも出た感じです。
8回裏の三好選手のビッグプレーが出た後の9回表、DeNA5番手の国吉投手を攻め、2アウトランナーなしから田中広輔選手が四球で出塁し、続くバッターは大瀬良投手です。この場面は大瀬良投手は9回裏のピッチングに専念という事で打たないとドリヨシは思っていたのですが、どうしてどうして、2球目を強振してライトスタンドへ2ランを放ち、4−1としました。大瀬良投手自身、プロ初ホームランとなり、2020年シーズンチーム初のホームランでもありました。
続くピレラ選手が初球を叩いてバックスクリーン左へソロホームランを放ち、5−1として、試合を決めました。大瀬良投手は打っても3打数2安打1本塁打3打点と大暴れでした。今日はまさに「大瀬良劇場」だったですね。
今日の打撃で気になったのはメヒア選手と堂林選手です。メヒア選手はタイミングが取れていない感じがしましたし、堂林選手は変化球をひっかける当たりばかりでした。この2選手は明日、あさってと注視しないといけないと思います。
逆に良かったのはピレラ選手が1本塁打含む猛打賞。田中広輔選手が2本の長打を放ちました。ピレラ選手は広角に確実なバッティングをしますので、日本の野球にピッタリではないかと思います。田中広輔選手は好調だった時の状態になっていると思います。とりあえずはこのDeNAとの3連戦はオーダーを変えずに様子を見てもいいのかなと感じています。
明日はデーゲームで、14時試合開始です。カープの先発は床田投手です。いい球がありますから、自信を持って投げてもいいかと思います。DeNAの先発は新外国人のピープルズ投手です。196センチから投げ下ろす角度ある球が特徴です。カープの打者は初モノに弱い傾向がありますが、明日はメヒア選手がカギになりそうです。
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