2018年06月21日
今が正念場の野間選手。
広島・野間 課題の速球“特打”「練習あるのみ」
6/21(木) 6:00配信
広島・野間峻祥外野手(25)が20日、マツダ屋内練習場で1時間超に及ぶ“特打”に励んだ。好調だった打撃は徐々に下降線を描き始め、18日の日本ハム戦では30試合ぶりにベンチスタート。先発死守へ、まさに踏ん張りどころだ。「結果を求め、スタメンで試合に出たい」。リーグ戦が再開する22日からの阪神戦(甲子園)を前に闘志を燃やした。
リーグ戦再開を2日後に控え、本拠地に隣接する屋内練習場であった野手の指名練習。バティスタ、西川と並んで野間は必死にバットを振った。課題とする速い直球を中心に約70分間。好機を逃すまいと、言葉には必死さがにじみ出た。
「ボクはレギュラーじゃないので練習あるのみ。少しでもいい状態で臨みたいし、うまくなりたいので」
丸の故障離脱を機に増えた先発起用。打撃にも開眼し、最盛期には打率・369を誇った。ところが、10日の楽天戦を境に数字は急降下。29試合続いたスタメン出場は18日の日本ハム戦で途切れ、打率も・320まで下がった。原因は一点だ。
「インサイドを意識し過ぎ。きれいに打とうとし過ぎていた」
分岐点は1日のロッテ戦。涌井の内角球を右前打した残像が、打撃を微妙に狂わせた。以前は詰まることを恐れなかったのに、クリーンヒットしようと意識し過ぎ、外角球に手が出なくなる悪循環。不振時に増えた三振はこのパターンだ。
それでも迎打撃コーチは「課題を明確に理解している。そこは成長。最後の一ゴロも先が見える内容だった」と指摘。9回に代打起用された18日の日本ハム戦で、有原の内角カットボールを打った打席に再加速の可能性を感じ取る。無論、野間もそのつもりだ。
「守備固めや代打の1打席も大事だけど、できればベンチスタートに戻りたくない。スタメンで出たい」
故障明けの丸、鈴木が中軸としての責任を全うしており、野間が先発するなら左翼が現実的。ただ松山、バティスタ、さらには一塁手の新井も絡むだけに楽観視はできない。25歳は力を込めて言う。
「打たないと試合には出られない。結果を求めていきたい」
長足の進歩を遂げた4年目。安打数、本塁打数、打点は既に自己ベストを更新した。スタメン死守へ。順調に数字を伸ばせば明るい光が見えてくる。(江尾 卓也)
野間選手は丸選手が離脱していた約1ヶ月間、十分な働きをしてくれたと思います。ドリヨシも予想以上の活躍に驚いています。満塁ホームランあり、サヨナラ打ありと、チームの勝利に大きく貢献してきました。本当にがむしゃらに頑張ったのではないかと思います。ここ最近、バッティングが少し下降気味になってきました。しかし、その原因を野間選手は理解しています。それを克服していけば、再びバッティングは上向きになってくると思います。守備と走塁は一流ですから、あとはバッティングがしっかり出来れば、将来の1番打者、切り込み隊長として活躍してくれることでしょう。なので、しばらくレフトスタメンで起用し続けて欲しいと思います。がんばれ!野間選手!
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イチローさんみたいになれる選手だと思うといえば大袈裟ですかね。
きれいなヒットでなくてもいいと思います。