2020年06月23日
1回戦@東京ドーム 広島2−3読売 K・ジョンソン投手5回痛恨の押し出し四球。打線は散発7安打。
広島 K・ジョンソン、得意の東京ドームで3失点降板 炭谷に9球ファウルで粘られ、北村に勝ち越し打許す
6/23(火) 19:51
配信
スポニチアネックス
<巨・広>5回2死満塁、岡本に押し出し四球を与えたジョンソン(撮影・森沢裕)
◇セ・リーグ 広島―巨人(2020年6月23日 東京D)
広島のクリス・ジョンソン投手(35)が巨人戦(東京D)で今季初登板初先発。5回6安打3失点で降板した。
試合前まで通算5勝1敗、防御率1・41と得意にしている東京ドームでの巨人戦。だが、この日は勝利投手をつかむことができなかった。
初回、2死二塁から昨季17打数1安打に抑えていた主砲・岡本に中前適時打されて先制を許すと、1―1で迎えた5回には炭谷に9球ファウルで粘られた後の14球目を左前打され、2死二塁から北村に中越え二塁打。勝ち越しを許した後には坂本、丸、岡本と3者連続四球と自滅して押し出しでもう1点を失い、この回を投げ切ってマウンドをおりた。
K・ジョンソンの投球内容は5回で打者23人に対して100球を投げ、6安打3失点。6三振を奪い、与えた四球は3つだった。
今日はK・ジョンソン投手が先発でしたから、間違いなく1勝を計算に入れていたと思いますが、非常に残念な試合となりました。
K・ジョンソン投手は内容は悪くありませんでした。制球、球威、キレなど、いつものジョンソン投手らしいピッチングを展開しました。
1回裏、いままで「カモ」にしていた読売岡本選手にセンター前タイムリーを浴びて0−1と先制を許してしまいました。先制点を許したのは痛かったですね。
1−1で迎えた5回裏、読売炭谷選手に粘られてしまいます。9球ファウルで粘られ、結局14球目をレフト前に運ばれました。ここでK・ジョンソン投手のリズムが崩れてしまいました。2アウト2塁から、読売北村選手にセンターオーバーのタイムリー2ベースを浴びて、1−2勝ち越しを許しました。さらにジョンソン投手のリズムが乱れ、読売坂本選手、丸選手、岡本選手に3者連続四球を与え、押し出しとなり1−3となりました。この押し出し四球もかなり痛かったですね。
結局、K・ジョンソン投手は5回100球を投げて6安打6奪三振3四球3失点の内容でした。3四球は5回に3者連続だったのは信じられません。本当に悪くなかっただけに、あの読売炭谷選手に粘られてしまったのが、今日のポイントだと思います。
打線は読売先発の戸郷投手を攻略できませんでした。2回表の會澤選手のショートゴロの間の1点と、7回表の西川選手のライトスタンドへ特大のソロホームランの計2点でした。結局高卒2年目の読売戸郷投手に勝ちを献上するという、なんとも悔しい結果になりました。
2−3で迎えた9回表、読売抑えのデラロサ投手から、先頭の西川選手がライト前ヒットで出塁しましたが、続く鈴木誠也選手がショートゴロ併殺に倒れ2アウト。メヒア選手がレフト前ヒットで出塁し、代走上本選手が2塁へ進みましたが、會澤選手は空振り三振に倒れ、万事休すとなりました。
どちらが勝ってもおかしくない今日の試合でしたが、読売の粘り勝ちと言ったところでしょうか。試合終了後、鈴木誠也選手がかなり悔しい表情をしていたので、明日はやってくれると信じています。
今日のポジれる点は、2番手ピッチャー以降、無失点で抑えた事ですね。6回今村投手、7回塹江投手、8回中崎投手と無失点リレー出来たのは大きいですね。
さて、明日は九里投手が先発です。心は熱く、頭は冷静なピッチングを期待します。読売はメルセデス投手です。カープはそんなに苦手にしていないと思うので、明日は打線の奮起を期待しましょう!
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