2019年10月05日
国内FA権取得の會澤選手が球団と交渉
【広島】FA取得の会沢、球団と交渉…行使か否か「早く決められたらいい」
10/5(土) 16:57配信
広島・会沢
今季国内フリーエージェント(FA)権を取得した広島・会沢翼捕手(31)が5日、マツダスタジアムを訪れ、球団との残留交渉に臨んだ。会沢は「きょうも話をさせていただきました」と、すでに話し合いが複数回に及んでいることを示唆。その上で「球団と話をさせてもらってますし、なるべく早く決められたらいい」と、まずは権利を行使するか否か、早急に決断する考えを示した。
交渉役となった鈴木清明球団本部長(65)は「まだ交渉中。途中経過はお話しできない」とだけ説明。しかし、会沢が国内FA権の取得条件を満たした5月の時点で「(残留すれば)これから10年以上、正捕手は安泰。40歳(すぎ)までやってもらいたい」と話すなど、慰留に全力を尽くす方針を固めている。広島は昨オフ、丸(現巨人)がFA宣言した際には、宣言残留を容認する方針を打ち出した。
FA権を行使する場合は、日本シリーズ終了翌日から土、日、祝日を除く7日以内に在籍球団に通知する。「FA宣言選手」として公示された翌日から、すべての球団と契約交渉が可能になる。
扇の要として、そしてチームリーダーとして、是非會澤選手には残留して欲しいと切に願います。巧みな投手のリードと、勝負強いバッティングは、今の広島東洋カープには絶対必要です。昨年は丸選手がFA権を行使して、読売へ移籍しましたが、球団としてはこの流れをなんとしてでも断ち切って欲しいと思います。昨年、丸選手の件でドリヨシは書いたのですが、広島東洋カープというチームは他の11球団とは違って、親会社を持たない、独立採算のチームで、唯一の市民球団です。だからこそ選手の皆さんにはできるだけカープで長く頑張って欲しいです。球団も會澤選手に精一杯の誠意で対応して欲しいし、會澤選手には是非残留という決断をして欲しいと思います。
今年のドラフト1位指名選手は前日に決定へ
【広島】1位指名決定はドラフト前日に…佐々木、奥川、森下が筆頭
10/5(土) 14:09配信
星稜・奥川恭伸(左)と大船渡・佐々木朗希
広島は5日、マツダスタジアムでスカウト会議を開き、ドラフト会議(17日)の前日に1位指名選手を決定することを確認した。
3日にプロ野球志望届提出が締め切られたことを受け、指名候補の約80人をチェック。その上で1位指名の筆頭候補を、大船渡・佐々木朗希投手、星稜・奥川恭伸投手、明大・森下暢仁投手の3右腕に絞り込んだ。
苑田聡彦スカウト統括部長(74)は「3人が(実力的に)抜けてますので、(外れ1位、外れ外れ1位と)抽選、抽選になる可能性があります」と説明。松田元(はじめ)オーナー(68)は「将来性重視か即戦力か、監督の意向も聞かなくちゃいけない」と、この日の会議に参加しなかった新監督に内定している佐々岡真司投手コーチ(52)の意見も参考にすると話した。他球団の動向にも注目しながら、次回16日に都内で行うスカウト会議で最終的な方針を固める。
今年のドラフトは大船渡高校の佐々木投手、星稜高校の奥川投手、明治大学の森下投手に12球団が集中するんでしょうね。広島東洋カープもこの3人が最有力候補として絞っています。今季は投手陣の不安定さが露呈し、逆転負けの試合が多かった事もあり、その投手陣の立て直しが求められる中で、このドラ1候補が入団してくれると、チームとしてもビジョンが建てやすくなりますね。ドラフトまであと12日です。苑田スカウト部長をはじめとするスカウト陣の手腕の見せどころです。17日には素晴らしい結果になることを祈っています。