2018年09月29日
23回戦@東京ドーム 広島8−7読売 打撃戦制す!西川選手決勝タイムリー!
広島西川V打、永川2勝目 巨人は今季負け越し決定
9/29(土) 22:03配信
9回表広島2死二塁、西川の適時打で生還し、永川(左)とタッチを交わす菊池(撮影・狩俣裕三)
<巨人7−8広島>◇29日◇東京ドーム
巨人は1回に坂本勇の先頭打者弾で先制。広島は3回に鈴木の適時打などで2点を奪うも、巨人田中俊が再逆転の2ランを放つ。
広島は5回に野間、小窪、石原の3連続適時打などで5点を奪い、逆転。巨人は6回、長野の二ゴロの間に1点を返した。
巨人は7回に坂本勇の看板直撃弾などで同点とするも、広島は9回に西川の適時打で勝ち越した。7回途中から登板した永川が2勝目。巨人は同点の9回に登板した山口俊が踏ん張れず、今季負け越しが決定した。
打撃戦を一枚上回ったのは広島でした。読売はCS進出に向けて負けられない中、必死で戦ってきましたが、及びませんでした。
先発戸田投手は良くもなく悪くもないのらりくらりの内容でした。
1回裏、先頭の読売坂本選手にソロホームランを浴び、1点を先制されます。
しかし、打線は3回表、読売先発の今村投手を攻め、丸選手のショートゴロの間に1点。続く鈴木選手がレフトへタイムリーを放ち、2−1と逆転します。
しかし、戸田投手がピリッとせず、その裏、読売田中選手に右中間スタンドへ2ランを浴び、2−3と再びリードされました。
5回表、広島の猛攻がありました。ノーアウト満塁になったところで、読売は2番手にアダメス投手に代わりましたが、鈴木選手が押し出しの四球で3−3の同点とし、代打西川選手のセカンドゴロの間に1点を入れ4−3と逆転。野間選手がセンター前タイムリーで5−3。小窪選手がレフト前タイムリーで6−3。石原選手がライト前タイムリーで7−3と一気にリードを広げました。
しかし、今日の読売は粘りました。6回裏、ヒット2本打たれたところで戸田投手は降板しました。結局戸田投手は6回途中7安打3失点と、何とも言えない内容でした。次回登板のチャンスがあるかどうかは微妙ですね。2番手にヘルウェグ投手が登板しましたが、読売長野選手のセカンドゴロの間に1点入れ7−4とします。ヘルウェグ投手は対右バッターに対してはインコースに食い込む球が有効かと思われます。ワンポイントでCSでも使えるのではないでしょうか。
7回裏、読売が執念を見せます。3番手のアドゥワ投手から、読売坂本選手がレフトスタンドへ2ランを打ち7−6とし、さらに阿部選手がレフト前へ執念のタイムリーで7−7の同点とされます。
しかし、9回表、広島らしい攻撃を見せます。6番手の読売山口投手を攻め、先頭の菊池選手が四球で出塁します。続く丸選手と鈴木選手が三振で2アウトとなり、西川選手が打席に入ります。ここで菊池選手が盗塁に成功し2アウト2塁になります。西川選手はレフトへタイムリーを放ち、8−7と勝ち越しました。これぞ広島野球だと感じました。
9回裏は一岡投手が締めて、今日の打撃戦を制しました。
これで広島は80勝に到達しました。今日と明日の試合はドリヨシ的には複雑な思いです。3位に読売に入ってもらいたいだけに、読売にも勝ってもらいたいという気持ちもあって、何とも言えない心境です。でも、広島には勝って欲しいですね。
さて、明日はデーゲームです。先発は大瀬良投手です。前回DeNA戦では8回6安打1失点の好投でした。最多勝を確定させるべく、明日も素晴らしいピッチングを期待しましょう。読売はメルセデス投手です。前回阪神戦では8回3安打無失点の好投です。ただし、広島戦は防御率7.50と、打線は苦にしていません。大瀬良投手のためにもやはり勝たないといけませんね。