自分が乗った高山行には
岐阜から乗っている人も結構いて、
中には明らかに通勤をするといった
感じの人がいます。
今日は平日のお盆前なので
仕事も忙しくなってきているのでしょう。
そして、この列車は
通勤客を運ぶ役割が
本来の目的だと思います。
しかし、この時期は青春18切符族が
【ムーンライトながら】から
乗り換えてくるので、
自分たちが乗り換える前に
乗っている人たちは少し
うんざりしているような空気も感じ取れました。
ボックス席の窓側どころか
進行方向に向いて座ることも
できなかったのですが、
座ることができたので良しとしましょう。
定刻の6時57分に高山行は
岐阜をゆっくりと離れました。
しばらく走ると列車は
東海道線をくぐって左に曲がっていきます。
ディーゼルカーなので
エンジン音がうるさいのですが、
これがまたローカル線らしく良い感じです。
通勤客たちは目をつぶって
体を休めているのに対し、
【ムーンライトながら】組は
車窓に見入っているという
いつもの光景が繰り広げられていました。
鵜沼で名鉄線と接続し、
ここで人が多数降りました。
美濃太田では太多線と接続するので
人の乗り降りが激しかったですね。
しかし、その大きな駅でも
自分の座ったボックス席の人たちは
動く気配がまったく無く、
この時点で相席になった人は
旅人だったことを理解しました。
美濃太田からは運行列車本数が
ガクンと減ってしまい、
高山本線という本線という
名前らしくなくローカルな雰囲気が
より一層濃くなってきました。
岐阜県内の山の中を
ぐんぐん進んでいく列車ですが
山を上り下りするので
スピードがそれほど出ず、
特急のような強力エンジンを
積んでいない普通列車と
特急列車とのスピードの差を
認識せざるを得なかったですね。
2021年09月14日
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