所々に見える灯りから
一日の始まりを感じさせます。
「のびのびシート」は確かに狭いのですが
横になることができたので
6時間以上ぐっすり眠れました。
だから現在の時刻が6時前でも
まったく体はツラくなかったです。
そしてしばらく走ると岡山へ到着し、
分割作業が始まります。
岡山で、四国方面へ向かう
【サンライズ瀬戸】と
山陰方面へ向かう
【サンライズ出雲】に分割されます。
眠気覚ましとせっかくだから
自分も分割するところを見るために
ほぼ中央部分へ向かってみました。
作業員が黙々と分割を進めます。
【サンライズ瀬戸】と【サンライズ出雲】を
繋いでいた通路が外され
正面のドアが閉まり
2つの寝台特急となりました。
四国へ向かう【サンライズ瀬戸】の方が
先に出発するので自分は列車に戻り
一番後ろの車両から寝台の並んでいる
車両内部を通って自分の席へ戻りました。
岡山でも多少降りる人はいますが、
この列車に乗ったからには
四国へ行くのが普通のように感じていました。
岡山を出ると瀬戸大橋線を走り
児島まで向かいます。
児島はJR西日本と四国の境の駅で、
ここで乗務員の交代となります。
だから乗客の乗降が多かろうが、
少なかろうが停車するのです。
乗務員も交代しいよいよ
瀬戸大橋に突入です。
この頃になってやっと明るくなってきたので
瀬戸大橋からの眺めも真っ暗なときよりは
数段良いでしょう。
児島を出てトンネルを抜けると
瀬戸内海へ躍り出るようです。
まだまだ完全な明るさはありませんが
それでも所々から船や島を
見ることができました。
この時間になると車内も
起きている人が多いので
みんな瀬戸内海へ目を奪われていました。
瀬戸大橋は本州から四国まで
児島を経由して橋が建てられています。
かなりの距離ではありますが
列車はその橋の上をとばすので、
それほど時間もかからずに
四国へ渡ったような感じがしました。
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