ホームで待つとライトが見え始め
特急が姿を見せました。
何だか編成が短いような気がしますが
それもそのはずで
岡山で見た3両の特急型車両が
どうやらこの列車になっていたらしいです(^^;
自由席が2両、指定席が1両なので
かなり混んでいる感じですが、
一つくらい席が空いているだろう。
と思いながら車内へ入っていきます。
何とか席を確保することができましたが、
網棚などはいっぱいで
仕方なく通路に荷物を置き、
しばらくは特急の快適なシートで寛ぎます。
車窓の景色は
山に囲まれた所を走っているため
暗く見えにくくなっていて
ポツポツと家の明かりが見える程度です。
それほど面白くなく
しばらくは本を読んでいました。
この【やくも】に使用されている列車は
振子列車といわれています。
というのは山間でカーブが多いため
車体を振子のように振って
カーブを曲がるような仕組みを持っているからです。
率直にどういうことが起こっているかというと
かなり揺れるということです。
幸い自分は乗り物には強いため
酔いはしませんが、
乗り物にちょっと弱い人は
かなり辛い列車ではないだろうかと思います。
でも、シートは特急らしくかなり座り心地が良いし、
デッキとの間にあるドアも丈夫で
ほとんど音がしないなど
できる限りのサービスはしているのが分かりました。
停車駅はほとんどないのですが、
単線のため列車の行き違いを
行わなくてはならない伯備線です。
だからドアは開かなくても
駅に停車することがたびたびありました。
ということはこの路線は
複線ならもっと早く移動できるということも言えますね。
しかし、この運行本数で複線には
やはりできないだろうなとも思える状況でした。
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