2022年01月14日
左腕投手王国へ!高橋健投手コーチにかかる期待!
左腕投手王国の形成へ。カープ高橋建投手コーチの経験にかかる期待<大野豊が語るカープ投手陣>
1/14(金) 7:01
配信
広島アスリートマガジン
一軍投手コーチとして12年ぶりに広島に復帰した高橋建氏(写真は現役時代)
2022年シーズン、カープは佐々岡真司監督3年目となる。昨季4位に終わったカープはチーム打率こそリーグトップ(.264)を記録したものの、チーム防御率はリーグ5位の3.81に低迷した。
そんな中、立て直しを図るべくドラフトでカープは即戦力左腕を2選手指名。さらに、一軍投手コーチにはかつて左腕エースとして活躍した高橋建氏が12年ぶりにコーチとして復帰した。
ここでは、カープOBの大野豊氏が現役時代共にした高橋建コーチについて語っていく。
◆若手左腕投手の良きお手本として期待
プロ野球も2022年シーズンに向けて、各球団が来季に向けてさまざまな動きが出てきています。そんな中でカープもドラフトでの補強をはじめ、首脳陣に配置変えが多少ありました。投手陣では2021年まで阪神で6年間投手コーチを務めていた高橋建コーチが2022年シーズンから一軍投手コーチとして12年ぶりにカープに復帰することになりました。
振り返れば現役時代、チームメートとして4年間一緒にプレーをさせていただきました(1995〜1998年)。彼は即戦力左腕としてトヨタ自動車から入団してきて、個人的には当初から彼の投げる球をずっと認めていました。それだけに、投げ方どうこうよりも、気持ちの持ち方、特にメンタルの部分はアドバイスをさせてもらった思い出があります。
中継ぎからスタートし、先発ローテを支えるなど、当時左腕不足の投手陣の中で活躍しました。またベテランとなり、メジャーに挑戦した経験もあります。このように、現役時代のさまざまな経験というのは、彼にとって指導する上でも大きなものとなっているでしょう。
かつてカープは慢性的な左腕不足に悩まされてきました。しかしながら、ここ数年は左腕投手の数も増えています。2021年に関しては、床田寛樹、高橋昂也、玉村昇悟らが先発として存在感を見せましたし、中継ぎでは森浦大輔、塹江敦哉らが奮闘するなど、若い左腕の台頭が目立ちます。
さらに、2021年のドラフトでカープは1位で黒原拓未(関西学院大)、2位で森翔平(三菱重工West)を指名し、さらに新外国人としてニック・ターリーを獲得するなど即戦力左腕が加わりました。
このように、2022年のカープ投手陣のメンバー構成を見ても、球団サイドとしては高橋コーチに対して「左腕のお手本」としての期待もあるでしょうね。また彼は阪神で二軍投手コーチとして長年指導を重ねてきただけに、若手に対する指導という面も期待されます。左投手がさらに機能するような状況をつくっていくという意味でも、佐々岡監督の期待も大きいでしょう。
そして、左腕投手が増えて先発3人、リリーフ3人ずつくらいが1年間安定した力を発揮してくれるようになれば、ベンチとしてもさまざまなバリエーションが考えられるでしょうし、作戦面も大きく変わってきます。そう考えると左腕争いの激化というのは、これから非常に楽しみです。
広島アスリートマガジン編集部
チームにとって、高橋健氏が12年ぶりに1軍投手コーチに復帰したのは大きいと思います。
というのが、カープは長年にわたって左腕投手が不足していたのですが、近年のドラフトなどで左腕投手が充実してきました。高橋コーチは左腕投手でしたので、この度のコーチ就任はタイムリーだと思うのです。
高橋コーチは現役時代、中継ぎからスタートして、その後先発ローテーションを支えるなど、いろいろなポジションをやってきました。さらにアメリカメジャーリーグへも挑戦しています。これら数多い経験から、特に左腕投手へは的確なアドバイスが出来るのではないかと思います。
先発では床田投手、高橋昂也投手、玉村投手。リリーフでは塹江投手、高橋樹也投手、森浦投手らがいます。さらに、今季からルーキーの黒原投手、森投手も加わり、間違いなく「左腕投手王国」になります。
それだけに、高橋健投手コーチの指導力に期待したいと思います。
エルドレッド氏が鈴木誠也選手に太鼓判!
鈴木誠也のMLB挑戦は「上手くいく!」。元広島助っ人が米メディアで語った驚嘆エピソード「本当にタフな奴だった」
1/14(金) 18:02
配信
THE DIGEST
「彼を手に入れるチームはラッキーだと思う」
高卒新人としてプロの扉を叩いて以来、声価を高めてきた鈴木。その成長ぶりを元広島の助っ人も称えた。(C)Getty Images
満を持して海を渡る27歳は、ロックアウト下でも話題性に事欠かない。広島からのメジャー挑戦を宣言した鈴木誠也だ。
選手会との新労使協定の交渉がもつれ、MLBは昨年12月2日に26年ぶりのロックアウトに突入。これによって全球団と選手間の交渉が一切できなくなり、鈴木のポスティング交渉期間も21日を残した段階でストップした。
交渉ができなくなっても、27歳と中長期の活躍が望める逸材の獲得を狙う球団は少なくない。現地時間1月13日に特集記事を掲載した米スポーツ専門メディア『The Athletic』によれば、「10〜12球団とオンラインによる話し合いを行なった」という。
一部メディアではロックアウトの長期化で日本に残る可能性も報じられたが、本人の意志は揺るがない。『The Athletic』のインタビューでは「いつかは(ロックアウトが)終わるというポジティブな気持ちを持つことで、前向きになれている」と語り、MLB挑戦への覚悟を口にしている。
日進月歩で飛躍を遂げてきた27歳のサムライには、日米双方の野球を熟知する広島OBも太鼓判を押す。元助っ人で、現在は広島の駐在スカウトを務めるブラッド・エルドレッド氏は、『The Athletic』の取材で、鈴木のポテンシャルについて「すぐに分かった」と絶賛した。
「スズキはどの方向にもボールをかっ飛ばすことができるよ。彼は体勢を崩されることも少ない。そして、とても大きく、頑丈な身体をしているから、タフなメジャーでもやっていけるだけの耐久性もある。打率だけを残すリードオフタイプとは違うんだ。私は楽しみにしているよ。贔屓目に見てしまうけど、彼を手に入れるチームはラッキーだと思う」
2012年シーズン途中から約7年間にわたって広島に在籍し、熱心なファンからも愛されたエルドレッド。そんな名打者は黄金期にあったチームの中核を担いながら成長していった鈴木に関する興味深いエピソードも語った。
「たしか2016年の春季キャンプでの出来事だ。彼は、とにかくバットを振っては振ってを繰り返していた。ある夜、夕食の後に外で素振りをしている人がいたから、誰かと思って行ってみると、案の定、スズキが熱心にバットを振り込んでいた。
そのとき、私はおもわず彼にこう言ったよ。『おい、今の調子でどうやって春季キャンプを最後まで乗り切るつもりだ?』ってね。でも彼はそれぐらい一生懸命に練習に取り組むんだ。結局、キャンプも乗り切ったし、本当にタフな奴だった」
ちなみにこの年の鈴木はレギュラーシーズンで129試合に出場。打率.335、29本塁打95打点と、軒並みハイアベレージをマークし、一気に才能を開花させた。
また、エルドレッドはプレー以外の面でも「上手くやれる」と評価する。
「スズキはいつもフレンドリーでいようと努力してくれ、一緒におもしろいことをしたよ。見知らぬ相手と知り合いになることを恐れないんだ。間違いなくメジャーでも仲間と上手くやるだろうし、輪の中に入れるはずだ。みんな、きっと彼のことを好きになるよ。こちらでも通用するはずだよ。そのスキルだけでなく、その人間性でもね」
はたして、鈴木はかつての仲間の言う通り、MLBで成功を掴み取れるのか。今後の動向を含めて興味は尽きない。
構成●THE DIGEST編集部
カープの駐米スカウトのエルドレッドさんが鈴木誠也選手はメジャーでうまくいくと太鼓判を押しています。
エルドレッドさんは鈴木誠也選手の野球への取り組みについて評価していますが、プレー以外についても評価しています。エルドレッドさんがカープの現役時代に、鈴木選手はいつもエルドレッドさんのことを知ろうと、フレンドリーでいようと努力して、一緒におもしろい事をしたそうです。そういう所から、鈴木選手は間違いなくチームメートと上手くいくし、仲良くなって、皆んなが鈴木選手の事を好きになると言っています。
ドリヨシもエルドレッドさんと同じ思いです。鈴木誠也選手は必ずメジャーで成功する選手です。
MLBと選手側の労使交渉が再開されるも、平行線をたどっているようです。このため、移籍交渉がストップしていますが、必ずや鈴木誠也選手のメジャー移籍は決まるとドリヨシは信じています。
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