2022年01月03日
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今季のカープの開幕スタメンを考える。
鈴木誠也の穴をどう埋める、若手成長も新助っ人が鍵 広島の開幕スタメン最速予想
1/3(月) 7:50
配信
Full-Count
21年は高卒3年目コンビの小園、林が成長、2年目の宇草もシーズン終盤は1番で起用
広島・小園海斗(左)と林晃汰【写真:荒川祐史】
リーグ3連覇から3年連続のBクラスに沈んだ広島は3月25日にDeNAと開幕戦を迎える。チームの主軸を担ってきた鈴木誠也が、ポスティングによるメジャー移籍を果たせば大きな戦力ダウンとなるのは否めないが、勝負の3年目となる佐々岡真司監督の采配にも注目だ。春季キャンプやオープン戦を通じてチーム内の戦力に変動がある可能性はあるが、現時点での開幕スタメンを“最速”で占ってみたい。
2021年はチーム打率リーグトップの.264をマークしたが得点はリーグ3位の557と苦しい戦いを強いられた。それでも将来のカープを背負うであろう楽しみな若手が多いのも確かだ。あと一歩で打率3割に乗せる活躍を見せ遊撃のレギュラーを獲得した小園海斗、三塁には2桁本塁打(10本)を放ちブレークの兆しを見せた林晃汰と高卒3年目コンビが着実に成長。ベテラン勢の堂林翔太、田中広輔らも黙ってはいないだろう。
二塁にはキャリアハイの16本塁打、60打点をマークし9年連続9度目のゴールデングラブ賞を獲得した菊池涼介が君臨。勝負強い打撃を見せており、中軸の後を任される場面も多かった。一塁には正捕手としても期待される坂倉将吾を推したい。リーグ2位の打率.315、12本塁打をマークし初の規定打席にも到達した打撃を生かしたい。
鈴木誠が抜ける外野陣は若手にとっては大きなチャンスとなる。シーズン終盤には主に「1番・中堅」で起用された宇草孔基は規定打席未到達ながら打率.291を記録し、俊足も大きな魅力だ。左翼にはチーム最多の137試合に出場し144安打をマークした西川龍馬、右翼はチームの命運を握る新助っ人のライアン・マクブルームに期待したい。
その他にも野間峻祥、長野久義、松山竜平、大盛穂、中村奨成らベテラン、中堅、若手が熾烈なポジション争いを繰り広げるだろう。ドラフト3位の中村健人はパンチ力のある打撃が売りの外野手、6位の末包昇大は110キロの巨体ながら走守の評価も高い右のスラッガー。アピール次第では開幕1軍もありそうだ。
開幕投手は3年連続で大役を務めている大瀬良大地、13勝をマークし最多勝の九里亜蓮、2020年の新人王で今季も先発ローテを守った森下暢仁が争う形になりそうだ。
Full-Count編集部
カープのレギュラーポジション争いはまさに「戦国時代」と言ってもいいかもしれません。世代交代を迎える中で、若手選手、中堅選手、ベテラン選手がそろってポジション争いを繰り広げています。
まず、先発投手ですが、エースの大瀬良投手、九里投手、森下投手の3枚は確定でしょう。残り3枚は、床田投手、玉村投手、高橋昂也投手あたりが一歩リードしていますが、他に大道投手や昨年のドラ1の黒原投手、ドラ2の森投手が加わりそうで、先発ローテーション争いもし烈です。
捕手は會澤選手が正捕手に座るのがベストでしょう。2番手、3番手のキャッチャーは石原選手と中村奨成選手でいいのではないかと思います。坂倉選手はドリヨシ的には守備力にやや難がありますので、ファーストでの固定でいいのではないかと思います。
内野手は、ファーストは今お話した坂倉選手と、ベテランの松山選手の争いと見ています。松山選手もこのオフには禁酒をしてダイエットをして、シーズンに備えるそうなので、期待しています。
セカンドは菊池涼介選手が座りますが、サブとして羽月選手や安部選手が争う形でしょうか。
サードは昨年途中から林選手が入りましたが、今季はまたリセットされて、林選手、安部選手の争いになるのかなと思います。
ショートは昨年は小園選手が入りましたが、今季は田中広輔選手がかなり気合いを入れてポジション獲得に燃えています。小園選手と田中広輔選手の争いはし烈になりそうです。
外野手は大変な争いです。鈴木誠也選手が抜ける事になります。戦力ダウンと言われてはいますが、ドリヨシはそうは感じてはいません。野間選手、西川選手、正随選手、中村奨成選手、大盛選手に加え、昨年ドラ3の中村健人選手や新外国人のマクブルーム選手、そしてベテランの長野選手と、カープのポジション争いでは最もし烈な所です。
2月からのキャンプ、紅白戦、練習試合やオープン戦での選手の状況を見極めた上で、レギュラーポジションを決定するでしょうが、おそらく、開幕直前になって決まるだろうと思います。打順についても、レギュラーポジションを獲得した選手の状況によって決めていくでしょう。
開幕ギリギリまで、首脳陣は良い意味で頭を悩ます事になりそうです。