2020年08月22日
11回戦@マツダ 広島10−4読売 3回打者一巡の猛攻で一挙6点!大瀬良投手8回2失点好投で5勝目!
広島・大瀬良 満塁ピンチで岡本三振斬り!本拠ファンに感謝「『一人じゃないんだ』と勇気をもらった」
8/22(土) 21:46
配信
スポニチアネックス
<広・巨>力投する広島先発の大瀬良(撮影・奥 調)
◇セ・リーグ 広島10ー4巨人(2020年8月22日 マツダ)
広島は今季6度目の2桁得点を挙げ、首位巨人に2連勝。借金を5に減らした。
先発の大瀬良は巨人と今季初対戦し、8回5安打2四球2失点で今季5勝目を挙げた。前回15日の阪神戦では5回8安打5失点と乱れていただけに「前回ふがいないピッチングをしてしまったので、何とか勝ちたいと思ってマウンドに上がりました」と心境を明かした。
その言葉通りこの日はエースの貫録を見せた。好投の要因については「序盤からストレートを多めに投げたんですけど、状態も良かったので、それがよかったのかな」と分析した。8回には満塁のピンチを招いたところで巨人4番・岡本と対峙。カーブを投じ空振り三振に仕留めたが、この場面を「ボール先行の、悪いときのピッチングになってしまったので、最後はもうトップギアで抑えてやろうという気持ちでした」と笑顔で振り返った。
「苦しいときに拍手をいただくと『一人じゃないんだな』と、勇気をもらえました。本当にありがとうございます」とファンの応援に感謝した。
今日の大瀬良投手は体にキレがあり、安定したピッチングフォームで好投を見せてくれました。
打線は1回裏、読売先発の畠投手を攻めて、1アウト後、菊池涼介選手がライトへのエンタイトル2ベースで出塁すると、続く西川選手がライト前タイムリーを放ち、1−0と先制しました。
3回裏はカープにとってビッグイニングになりました。1アウト満塁から、鈴木誠也選手が押し出しの四球を選び、2−1と勝ち越しました。ここで読売は2番手に田中投手が登板しました。が、カープの猛攻は止まりません。続く堂林選手がライト前2点タイムリーを放ち、4−1。続くピレラ選手がセカンドへのタイムリー内野安打を放ち、5−1。さらに會澤選手がセンターオーバーのタイムリーを放ち、6−1になりました。この打球、センターの読売丸選手が追いつきましたが、打球を捕り損なってしまいました。読売サイドとしては、この丸選手のミスは痛かったですね。さらに大瀬良投手のファーストゴロの間に3塁ランナーが生還して7−1になりました。カープ打線のつながりも見事でしたが、このイニングだけで、読売投手陣は6四球を与える大乱調でした。
7−2で迎えた4回裏は読売3番手に大江投手が登板しましたが、1アウト1塁から、堂林選手がバックスクリーンへ2ランを放ち、9−2。さらに會澤選手がライトスタンドへソロホームランを放ち、10−2として、ほぼ試合を決めました。
先発大瀬良投手は中盤以降は無双のピッチングを展開しました。大瀬良投手の失点は、2回表の読売丸選手のレフトスタンドへのソロホームランと、4回表の読売中島選手のショートゴロの間の1点の、計2点でした。最大のピンチは8回表、2アウト満塁でしたが、読売岡本選手を空振り三振に打ち取り、ピンチを脱しました。大瀬良投手は8回を投げて5安打2失点の好投でした。昨日はルーキーの森下投手が好投しただけに、大瀬良投手も気合いがかなり入っていたようです。
9回は薮田投手が登板しましたが、読売モタ選手にレフトスタンドへ2ランを浴びてしまいました。ここはきっちり0で抑えて欲しかっただけに、残念です。結局試合は10−4で昨日に続いて連勝しました。
昨日、今日とカープの野球に粘りが出てきた感じがします。この調子で明日も勝って、この間の借りを返しましょう。明日のカープの先発は遠藤投手です。東京ドームでの読売戦でプロ初完投を成し遂げたのは記憶に新しいところです。明日もナイスピッチングを期待しましょう。読売は直江投手です。プロ初登板初先発です。伸びのあるストレートが武器らしいです。カープ打線は初モノに弱い傾向がありますが、ストレートには強いので、しっかり打ち返してくれることでしょう。明日勝てば、再び上位進出への道が開けてきます。全員総動員で勝ちを取りに行きましょう。
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10回戦@マツダ 広島7−5読売 森下投手8回1失点好投で5勝目!最終回猛追されるもフランスア投手が締めて5セーブ目!
広島が打線組み替え2桁安打勝利、佐々岡監督は賞賛
8/21(金) 22:25
配信
日刊スポーツ
広島対巨人 1回裏広島2死二、三塁、3点本塁打を放った坂倉将吾を迎える長野(みぎから3人目)らナイン(撮影・たえ見朱実)
<広島7−5巨人>◇21日◇マツダ
広島は打線組み替えが奏功した。前日20日まで直近5試合で1試合平均2得点だった。
1番に長野、3番に西川と前日までと入れ替え、5番に堂林。左腕田口に対し、一塁には松山でなく初めてピレラを起用した。1回に5得点を奪うなど2桁11安打7得点と新打線が機能。佐々岡監督は「最近はこういう展開ができなかった」と試合の主導権を引き寄せた攻撃陣をたたえた。
今日の試合、読売に勝利しましたが、カープにまだ隙が見られたので、ドリヨシ的には明日につながる勝利にはならなかったと思います。
先発森下投手は、前回の阪神戦でのプロ初完封の勢いそのままに、今日も立ち上がりから安定したピッチングを展開しました。今日もストレートが良かったので、変化球とのコンビネーションも抜群でした。
森下投手の唯一の失点は4回表、2アウト2塁から読売中島選手にライト前タイムリーを浴びて1点を失いました。
しかし、安定したピッチングは続き、バックの好守もあって、8回5安打1失点の好投でした。この日の投球で規定投球回に到達し、防御率はリーグ2位の2.14と抜群の安定感を見せています。セ・リーグ新人王争いのライバルになる読売の戸郷投手とのデッドヒートが加熱してきそうですね。
打線は1回裏、読売先発の田口投手に襲いかかりました。ノーアウト1、3塁から今日3番に入った西川選手がセカンドへのタイムリー内野安打を放ち、1−0。さらに1アウト満塁から今日6番に入ったピレラ選手のサードゴロの間に3塁ランナーが生還し、2−0。極めつけは今日7番に入った坂倉選手がライトスタンドへ3ランを放ち、5−0として、試合の主導権を握りました。
5−1で迎えた5回裏は2アウト2塁から、堂林選手がライト線へタイムリー2ベースを放ち、6−1としました。この中押し点は大きかったですね。
さらに8回裏は読売3番手の宮國投手からピレラ選手がレフトスタンドへソロホームランを放ち、7−1としました。これで勝利は間違いないと思いましたが…。
9回表、カープは2番手に島内投手を登板させました。ドリヨシ的には、6点リードしていても、ここはフランスア投手をきっちり登板させるべきではと思いました。首位の読売に対して、絶対に隙を見せてはいけないと思っています。なので、攻撃も継投も力を抜くべきではありません。島内投手は9回の締めくくりの登板、ましてや読売相手となると、いつもとは違っていたかもしれません。この回、先頭の読売モタ選手に四球を与え、ノーアウト1塁。続く読売岡本選手にレフト前ヒットで1、2塁。続く読売丸選手のショートゴロの当たりを上本選手が後逸し、2塁ランナーが生還して7−2になりました。このエラーは痛かったですね。上本選手には特守で頑張ってもらいましょう。続く読売北村選手にセンター前ヒットを浴びてノーアウト満塁になったところで、カープはここでフランスア投手を登板させました。続く読売岸田選手にライト前2点タイムリーを浴びて7−4。さらに読売吉川選手のピッチャーゴロの間に1点追加して、7−5と、あっという間に2点差に迫られました。しかし、後続をしっかり抑えて、なんとか勝利しました。
最後バタバタしてしまった所は明日の試合にも響きそうな気がしてなりません。
読売の勢いを止める為には、徹底した攻撃と、しっかりした守りですね。何度も言うようですが、僅かな隙も見せないようにしたいですね。
明日も投打に噛み合った試合を見たいものです。カープの先発はエース大瀬良投手です。前回の阪神戦では5回5失点で敗戦投手になりました。おそらくリベンジに燃えていることでしょう。読売は畠投手です。前回の中日戦では6回4失点なので、明日も打線のつながりで効率良い得点を積み重ね、読売に大勝しましょう。