2020年08月15日
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10回戦@京セラドーム 広島2−10阪神 大瀬良投手5回5失点など投手陣崩壊。守備もミス連発。
広島・長野が429日ぶり三塁打…35歳の“夏男”が魅せた快打&激走にチームメート大盛り上がり!
8/15(土) 21:42
配信
スポニチアネックス
<神・広>4回無死、長野(手前)の右中間三塁打に盛り上がる広島ナイン(撮影・北條 貴史)
◇セ・リーグ 広島2―10阪神(2020年8月15日 京セラD)
阪神に2―10で大敗を喫した広島だが、「3番・左翼」で先発出場した長野久義外野手(35)の三塁打にベンチのチームメートたちが大盛り上がりする微笑ましいシーンがあった。
長野は1―3で迎えた4回、先頭打者として入った第2打席で阪神先発右腕・西勇が3ボール1ストライクから投じた5球目、低めのシュートを右翼へ弾き返して三塁まで激走。続く主砲・鈴木誠の中犠飛でチーム2点目のホームを踏んだ。
長野の三塁打は昨年6月13日の日本ハム戦(札幌D)以来429日ぶりで広島移籍後2本目、プロ通算25本目。球界屈指の“夏男”であるベテランの快打&激走に広島ベンチは笑顔、笑顔、笑顔で大いに盛り上がった。
長野選手が打つと、ベンチは大盛り上がりになりますが、それも束の間、チームは大敗でした。昨日の森下投手の快投で勝ち、勢いよく今日を迎えたはずですが、先発大瀬良投手が誤算でした。
その大瀬良投手は、立ち上がりから調子が良くありませんでした。ドリヨシが見た感じでは、1球目を投げた時から、重心が高いなと思いました。いわゆる「立ち投げ」みたいに感じました。案の定、それが故に全体的に球が高く、勝負球が甘く入りました。
1回裏、1アウト後、阪神糸井選手に右中間への3ベースを浴びました。この打球、正直ライトの鈴木誠也選手が捕球出来ていたと思います。が、センターの西川選手が気になってしまったのか、打球を捕りきれませんでした。連係が上手く出来ていれば、ライトフライに終わっていたと思います。続く阪神サンズ選手にピッチャー強襲のタイムリー2ベースを浴びて0−1と先制を許しました。2アウト後、阪神ボーア選手にセンター前タイムリーを浴びて0−2とされました。
2回表、阪神先発の西投手から鈴木誠也選手が左中間スタンドへソロホームランを放ち、1−2とします。失点直後の得点だけに、この1点は大きかったです。
しかし、3回裏、1アウト1塁から、阪神サンズ選手の打ったファーストへのポップフライを松山選手が落球し、1、2塁とピンチが広がりました。信じられないミスです。大瀬良投手の調子が悪いだけに、しっかり守ってあげないといけないのに、こんなミスをしていては…。
2アウト後、阪神ボーア選手にライト前タイムリーを浴びて1−3となりました。
4回表、カープは本文にもありましたが、先頭の長野選手が右中間への3ベースを放ち、ノーアウト3塁となります。続く鈴木誠也選手がセンターへの犠牲フライを放ち、2−3と再び1点差に迫りました。
しかし、5回裏、大瀬良投手がピリッとしません。ノーアウト2塁から阪神糸井選手にセンター前タイムリーを浴びて2−4。さらに1アウト1、2塁から阪神ボーア選手にライト前タイムリーを浴びて2−5とされました。大瀬良投手は修正能力は抜群なのですが、今日はダメでしたね。結局大瀬良投手は5回86球を投げて8安打5失点KOでした。大瀬良投手は疲れが取れていない感じがします。もしくは、どこか故障しているのかもしれません。
6回裏は2番手の菊池保則投手が登板しましたが、ヒットと四球とキャッチャー會澤選手のパスボールで1アウト2、3塁となり、阪神高山選手に犠牲フライを打たれ、2−6となり、続く阪神サンズ選手に右中間スタンドへ2ランを浴びて2−8となり、試合が決まりました。まず、菊池保則投手の立場ですが、ドリヨシは菊池保則投手は勝負所での起用が最適てあって、3点ビハインドでの登板はないと思います。この時の菊池保則投手のモチベーションがどうだったのかが気になります。
8回裏、4番手にモンティージャ投手が久しぶりに登板しましたが、2アウト1塁から阪神熊谷選手にレフトオーバーのタイムリー2ベースを浴びて2−9。さらに阪神梅野選手にセンター前タイムリーを浴びて2−10とダメを押されました。モンティージャ投手はどんどん1軍で投げさせて、場数を多く経験させるべきだと思います。しばらくはビハインドの場面で起用するのが妥当かと…。
今日は阪神西投手が先発だけに、緻密な野球を期待していたのですが、ほとんど出来ていませんでした。守備ではミスが目立ち、攻撃もチグハグでした。こんな試合をしていたら、結局今の順位で終わってしまいます。
明日は遠藤投手が先発です。初回からどんどん飛ばして小気味良いピッチングを期待します。阪神は秋山投手です。今日の反省を活かして、明日はねちっこい、粘りのある攻撃をして欲しいものです。