2018年08月07日
16回戦@マツダ 広島6−2中日 ジョンソン投手7回2失点で9勝目!丸選手、鈴木選手が共に2打点の活躍!
広島、天敵ガルシアを攻略し貯金19 中日は3連敗、再び借金10
8/7(火) 20:42配信
中日戦に先発した広島・ジョンソン(C)KYODO NEWS IMAGES
○ 広島 6 − 2 中日 ●
<16回戦・マツダスタジアム>
広島は3連勝で今季最多の貯金19。3戦3敗中だった中日先発・ガルシアを攻略し、7回2失点のジョンソンは9勝目(2敗)を挙げた。
広島は初回、3番丸、4番鈴木、5番バティスタの3連続適時打で先制。2回以降も2番菊池の左前適時打、鈴木の右越え18号ソロで、苦手のガルシアから5点を奪った。3点差に詰め寄られた7回は、丸の中前適時打で貴重な6点目。打線は12安打6得点と効率よく加点した。
ジョンソンは立ち上がりから安定した内容。5回と7回にそれぞれ1点ずつを失ったが、7回94球、5安打5奪三振2失点の好投で、自身7連勝とした。8回は成長著しいフランスアが圧巻の3者連続三振。9回は中崎が無失点で締めた。
中日は、ガルシアが4回8安打5失点と崩れ6敗目(11勝)。打線も振るわず5連勝後の3連敗となり、借金は再び10と膨らんだ。
BASEBALL KING
ジョンソン投手が立ち上がりから安定したピッチングをしました。ストレートやカットボールのキレも良く、制球も安定して、与えた四球は1つだけでした。失点は5回の中日福田選手のセカンドゴロの間の1点と、7回の中日福田選手の犠牲フライの1点の計2点でした。7回5安打2失点は素晴らしい内容だったと思います。ジョンソン投手自身も7連勝と、波に乗ってきましたし、勝率もリーグトップですから、頼れる存在になりました。
打線は今まで完全に苦手にしていた中日ガルシア投手を見事に攻略しました。初回、丸選手のセンター前タイムリーで先制すると、続く鈴木選手がサード強襲のタイムリー内野安打で2−0。さらにバティスタ選手のレフト前タイムリーで3−0とし、いきなり中日ガルシア投手から3点を奪いました。
2回には菊池選手がレフト前タイムリーで4−0。3回は鈴木選手がライトスタンドへソロホームランで5−0とし、主導権をがっちり握りました。
5−2と3点差に追い上げられた直後の7回裏、中日3番手の岡田投手から、丸選手がセンター前タイムリーで6−2とリードを広げました。中日が得点した直後の広島の得点は、中日ベンチにかなりのダメージを与えたのではないかと思います。
8回表は広島2番手のフランスア投手、9回表は中崎投手が締めて、6−2で快勝しました。
今日は投げるべき人がしっかり投げて、打つべき人がしっかり打った、広島としては理想的なゲームでした。そんな中で、影ながら活躍していたのが上本選手です。今日はサードでスタメンでしたが、好プレーを連発していました。特に2回の守備で、中日アルモンテ選手の当たりを見事にさばいたのは見事でした。ムードメーカー的な役割の上本選手が好プレーを見せると、ベンチは一層盛り上がりますね。
そして、野間選手が帰ってきました。今日は5回に代走から入りましたが、足の不安もなさそうで良かったです。野間選手、バティスタ選手、松山選手と、緒方監督がどう使うのか、嬉しい悩みが増えますね。
これで広島は貯金が今季最多の19となり、2位読売とのゲームさが10.5となり、完全独走状態になってきました。広島が明日あさって連勝し、阪神が連敗すれば、マジックが点灯します。
明日の先発は九里投手です。前回ヤクルト戦では7回途中8安打6失点で勝ち投手になっています。味方の大量援護もありましたし、7回にスタミナ切れで打ち込まれましたが、内容は良かったです。明日も前回同様のピッチングを期待します。中日は小熊投手です。前回は読売戦で5回7安打2失点で勝ち投手になっています。しかし、今の広島打線ならば、序盤からしっかり攻略出来るはずです。明日も快勝の可能性は高いです。
丸選手が西日本豪雨災害の義援金を寄付
カープ・丸選手 豪雨被災者へ義援金1000万円
知人が被災、ポケットマネーから
西日本豪雨 中国・四国
2018/8/6 15:38
広島東洋カープの丸佳浩選手が6日、西日本豪雨の被災者への義援金として1000万円を日本赤十字社に個人で寄付した。広島市中区のもみじ銀行本店で振り込みを終えた丸選手は「被災された方は一日も早く今まで通りの暮らしに戻ってほしい。そしてマツダスタジアムに来てカープを応援してほしい」と語った。
義援金を寄付した丸選手(もみじ銀行本店)
知人が自宅への土砂流入で被災したこともあり、「これまで災害は人ごとだと思っていたが、改めて大変さや苦しさを知った」と丸選手。チームは目下、セ・リーグ3連覇に向け首位を独走しているが、広島の被災者を勇気づけるためにも「必ず日本一をとりたい」と誓っていた。
丸選手も男気溢れる行動ですね。広島愛がひしひし伝わってきます。丸選手は今季も好調です。リーグ3連覇に向かって加速していく中で、絶対に欠かせない存在です。このままリーグ優勝した暁には、丸選手の2年連続MVPもあり得ます。ドリヨシ的には、早く大型契約を結んでほしいと切に願っています。丸選手を失うことは球団にとっても、我々ファンにとっても大きな損失です。オーナー様、よろしくお願いします。
野間選手、今日にも一軍復帰!
カープ・野間 7日に1軍復帰 故障箇所問題なし レギュラー再奪取へ「頑張りたい」
8/7(火) 6:01配信
1軍復帰が濃厚な野間
広島・野間峻祥外野手(25)が7日の中日戦(マツダ)から1軍復帰することが6日、確実となった。左足首を痛めたとみられ、7月22日に出場選手登録を抹消されていた。この日、荷物を運び入れるためマツダスタジアムを訪れた野間は、患部の問題なしを強調。優勝マジック最短点灯が8日・中日戦という中、今季台頭したプロ4年目がレギュラー再奪取を目指す。
その目は前だけを見つめ、静かに闘志を燃やしていた。シーズンは残り50試合。今季台頭した野間が約半月ぶりに1軍復帰する。左足首とみられる故障箇所については「問題ないです。やってしまったのは仕方ない」と話した。「(早期復帰は)良かったですし、明日から頑張りたい」と再び戻る1軍の舞台へ決意を示した。
7月21日の巨人戦での守備中に故障し、翌22日に出場選手登録抹消。球団からは「負傷箇所のコンディショニング調整のため、登録を抹消いたします」と発表されていた。
その後は復帰へ向けて調整を続け、3日のウエスタン・オリックス戦(由宇)で実戦復帰。5日の同戦では適時二塁打を放つなど2打数2安打2打点をマークした。「焦る気持ちもありますが、できるだけ早く上げてもらえるようにしっかり結果を残したい」と話していた背番号37はきっちりと有言実行し、待ち望んだ場所に舞い戻ってくる。
プロ4年目の今季はここまで76試合に出場し、打率・310、4本塁打、32打点。一時は丸や鈴木の離脱もあった中でブレークを果たし、何度もチームの勝利に貢献してきた。もちろん悔しさもある故障となったが、2軍調整中はテレビで1軍の試合をチェック。早期復帰への青写真を描いてきた。
自身が故障前に主に就いていた左翼のポジションはバティスタ、松山が担ってきた。1軍復帰後は、一塁も守るその2選手らと定位置を争う形となる。離脱の期間があれど、実戦などの感覚は「変わらないです」と不安はない。走攻守で存在感を示し続け、レギュラー再奪取を目指していく。
チームは7日から中日、巨人とマツダスタジアムで6連戦。ここまでの後半戦全6カードで負け越しはなく、上昇気流に乗り続けている。優勝マジック最短点灯は8日・中日戦。球団史上初の3連覇へ着々と歩を進めている。ここから野間が最大限に力を発揮し、さらなる弾みをつける。
野間選手の復帰で、さらに一軍の選手層が厚くなってきますね。野間選手がいない間でも、バティスタ選手や松山選手が活躍して、広島の戦力が落ちたと思わせない働きは素晴らしいですね。いよいよマジック点灯が迫る中で、野間選手の働きがリーグ3連覇へ加速させる予感がします。とにかくケガしないように、しっかりケアしながら頑張って欲しいですね。