13時39分発の和歌山市行に
乗り込みました。
和歌山市まではわずかに5分の移動です。
和歌山と和歌山市の間に1つ駅があり
紀和というのですが、
この紀和は、以前は和歌山線が
接続していた駅でした。
そして、
駅名も和歌山だったようです。
その証拠と言えるかどうかは分かりませんが、
紀和の横には線路が敷かれていたと
思われる空き地があるし、
なにより、和歌山線と
直線で結ぶことができる地形なんです。
この目で確かめることはできませんが、
地図上では和歌山線から直線で
紀和に結ぶ方が自然のようでした。
さらに、昔紀勢本線は
今の和歌山まで乗り入れておらず、
途中までだったのです。
それが紀伊中ノ島ができたことにより
和歌山駅も今の和歌山駅へ移し
和歌山線の終点も紀和ではなく
和歌山に変わりました。
そして、昔和歌山だったところを
紀和にし、和歌山を移動させてしまったのです。
今となってはその面影を
見ることはできませんが、
そのような変わった歴史のあるところでした。
和歌山市へ向かっている列車は
13時44分に終点和歌山市へ到着しました。
この列車で折り返すのですが、
和歌山市も少しだけ見て行こうと思います。
JRのホームに降りると、
和歌山市駅は南海電鉄の主要駅で
JR線は端っこの方にポツンと
置かせてもらっているという感じでした。
JR線専用の自動改札の横を
通り過ぎて駅の外へ出ようと
階段を上がると、
バカでかい通路が現れました。
そしてかなりの台数が並んだ
自動改札の横にある有人改札を
切符を見せて通り過ぎ、駅前に出ました。
もしかしたら和歌山の中心地と
思えるくらいの立派な駅で
バス、タクシーはもちろんのこと
長距離バスまで走っており、
1つの都市として成り立っていました。
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