喜入行に乗り指宿、枕崎方面を
目指しています。
南鹿児島を過ぎてからも
車窓の左側に桜島を眺めることができます。
太陽が列車の真正面から当たっているので
真南に進んでいるのが分かりますね。
ずっと海沿いを走る路線で
景色は素晴らしかったです。
喜入に近付くと
石油コンビナートが見え始めました。
新日本石油の基地で
自分の父親が日本石油に勤めていた頃に
父親が仕事の関係で
何度か来たことのあると言っていた基地です。
そのこともあり、
喜入まで行くこの列車は
都合がよかったのです。
基地の周りにはタンカーも停泊していて
巨大な設備なのがよく分かります。
これは喜入の町も
少しは期待できるかも。
と思いながら、
15時58分に終点喜入へ到着しました。
早速改札を出るも、
何も無いですね(^^;
駅前によくある地図を見ても
新日本石油の基地が
大きく載っている以外は
これといって何も無いところです。
喜入自体は小さな町なので
あまり知られておらず、
観光に訪れる人も少ないのでしょう。
というより観光の町ではなかったということですね。
地元の人が数人散らばって行く他は
おそらく鉄道ファンなので
みんな次の列車にでも乗って
先を目指すのでしょう。
今日の鹿児島県の気温は
16℃で春らしい陽気です。
年末年始の寒い時期なんですが。
だから4時過ぎでも
寒くなく過ごしやすいのが良いですね。
しかも心温まる光景が見えたのも
更に影響しているでしょう。
この喜入は海に近いのでしょうが、
周りを小さな山に囲まれていました。
そして山の裾の畑の真ん中を
大根を3〜4本背負って
家路につくおばあちゃんがっ見えました。
今日の夕飯は大根の味噌汁かな。
のんびりと歩く後姿は
とても良い光景でした(^^)
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