自分が乗った列車は
6時06分の定刻に新津を離れ、
磐越西線に入っていきます。
真夏ではありませんが
暑いことには変わりなく
車内のクーラーが心地良いです。
新潟といえば北にあるという
イメージを持っているのですが、
夏に関してはそれほど
太平洋側と変わらない気がしました。
というのも30度を超えたら
どうなったって暑いのですよ。
ディーゼルカー特有の
エンジン音を響かせながら
新津を離れた列車は
阿賀野川を目指して東へひた走ります。
ちょうど羽越本線の
始発も出発する頃なので
始発列車が一度に集まる
起動という言葉がぴったりの新津でした。
何度か通ったことのある磐越西線ですが、
五泉にホームを並べる村松鉄道の
廃線跡が強烈に自分には残っています。
以前わざわざ五泉で降りた時に
ホームだけが残り
レールが取っ払われているのを目撃しました。
先の方には線路がまだ少し残っていますが
工事用機械が線路の上に置かれており
いつでも取り払われる準備ができていました。
乗客が減ればそれは鉄道会社も
採算が取れずに会社を閉める必要はありますが、
現実問題、何とか残せないものか強く思ったものです。
その五泉に着くとホームだけが
かろうじて残っているといっても
朽ち果てておりレールは全く跡欠片なく、
線路が敷かれていたと思われるところは
雑草が生い茂っていました。
五泉は人がそこそこいる町なのですが、
今は鉄道より道路か。
高齢者がいればさらにその
車社会に発破がかかるというのも頷けますが。
2021年09月22日
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