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2016年09月03日

自己愛性人格障害者は自覚がない

自己愛性人格障害者だってみんながみんなバカじゃありません。

(バカなのもいますが)

むしろ良い大学を出ていたり、良い仕事をしたりして、優秀だったりもします。

(優秀じゃないのもいますが)

そして他人の気持ちを全く理解できないわけでもありません。

もし全く理解できないとしたら自己愛性人格障害者は国語の成績が軒並み悪くなくては理屈に合わないのですが、そんなことはなく、むしろ三島由紀夫のように自己愛性人格障害者で小説家なんていうのもいっぱいいます。

そして、高橋ジョージさんが三船美佳さんにモラハラをしていたなどというニュースが流れれば、「なんて酷いことをするんだ!」と憤ることもあるのです。

そんな彼らがどうして現実の生活では人に対して酷いことをしていると自覚できないのでしょうか。

自分の行動を改めようとしないのでしょうか。

それは、彼らにとっての現実世界は、バトルフィールドだからです。

常に自分が勝っていないといけないのです。

というか、ネガティブ感情を適切に処理できないため、負けられないという思考回路が脳に出来上がってしまっているのです。

だから客観的に考えればどう見ても自分が悪いという状況でも、自分は正しい・間違っていないという方向に結論を持っていくためにあらゆる事をします。

論点ずらし・話のすり替え・曲解・無視・見下し・人格否定・怒号・暴力…。

そして自分が勝利したと確信した後は、自分の言動は綺麗さっぱり忘れることが出来ます。

どのように勝利したかが重要ではなく、勝ったということが大事なのです。

そして勝負の相手として選ばれるのは絶対に勝てる相手です。

勝てない相手は勝負を挑まず言いなりになります。

負けてマイナス感情を抱くのが嫌だからです。

ちなみに、他人がマイナス感情を抱くことは理解できますが、適切な処理方法を習得できていないのが自己愛性人格障害者です。

それが上手く出来て、負けてもいいやと思えるようになり、現実世界がバトルフィールドでなくなれば人格障害は治るのかもしれませんね。

まず無理だとは思いますが。






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