モラハラで一度離婚したにも関わらず、またモラハラ加害者と再婚してしまう、なんてケースもあります。
なぜでしょう。
それには3つの理由が考えられます。
@虐待を過小評価する
モラハラというのは、モラルを使用した虐待なんで、一つ一つをとってみればとても些細な事柄です。
だから、虐待されている時に言われた言葉を思い出しても、
「はて。私は何があんなに辛かったんだろう」と思ってしまいます。
相手のセリフを思い出せるならまだマシで、多くは何を言われたかさえ覚えていません。
だから自分がされたことなど、大したことなかったんじゃないかと過小評価してしまうのです。
喉元過ぎれば熱さ忘れる、ですね。
Aいい時を思い出す
思い出というのは美化されやすいものです。
モラハラ加害者というのは、被害者に取り入る時、被害者の喜ぶような人格を巧みに演じ信頼させます。
被害者はそれを思い出してしまい、「私の事を一番理解してくれるのは何だかんだ言っても彼だ」と思ってしまうのです。
B相手が変わると思っている
モラハラ加害者は、被害者を取り戻すためにモラハラ被害者がまた自分を信頼するように誘導します。
「もう辛い思いはさせないから」
「大事にするから」
などと言いながら。
モラハラ被害者の情報は揃っているので、こう言えば相手は戻ってくるだろうという言葉を浴びせます。
そうしてモラハラ被害者はまんまと騙されてしまうのです。
ここまで言うのだから、彼は変わってくれるのだろうと。
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でも人は早々変わらないんですね。
モラハラ加害者も、その時々で言ってること自体は本気なんです。
本気でモラハラ被害者に今度は優しくしようと思っていたりします。
まぁ、おもちゃを買ってもらえない子供が、「ちゃんとお部屋のお片づけするからぁ!」と泣くのと同じです。
おもちゃを手に入れた後は、部屋の片付けなんてしませんよね。
そんな感じで結局は虐待を再開します。
子供が部屋を片付けないのと同じように、虐待するのが彼らの自然な姿ですから。
仕方ありませんね
なので、戻ったが最後、モラハラ被害者を待っているのはより酷い虐待です。
それを予防するためにも、モラハラで辛かった時の事を日記に書いておくとか、加害者の言動を動画で残しておくとか、モラハラ加害者の元に帰った被害者がその後どうなったかをネットなんかで検索するのをお勧めします。
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