そんな時に便利な、嫌な事を忘れる方法です。
@ある出来事に関して、ポジティブな面を見る様に心がける
例えば子供の誕生日にケーキを作ったけど、プレートにチョコレートで名前を書くのに失敗したとします。
プレートだけを見たら「あぁ、せっかくのケーキが台無しだ。このケーキは失敗だ。」と落ち込んでしまうでしょう。
だから、敢えてプレート以外の部分に目を向けるのです。
スポンジは上手く焼けたし、生クリームも上手に塗る事が出来た。何よりも、子供のために愛情をかけてケーキを焼く事が出来た、という所に目を向け、プレートの事はあえて忘れるように心がけるのです。
人は、何かに失敗すると、上手くいった事は忘れ、失敗した事ばかりを考えてしまう傾向があるそうです。
でも、自分が気にするほど他の人は誰かの失敗をそんなに気にしないのです。
多少プレートの名前がおかしくても、自分以外の他人は「子供の誕生日に素敵なケーキを焼いたのね。凄いわね」くらいにしか思わないものなのです。
だから自分も失敗した部分からは敢えて目をそらし、上手くいった部分に目を向ける事でクヨクヨ思い悩む時間を減らす事が出来るのです。
A気をそらす
嫌な事を考え始めるとそれが頭を占めてしまい、視野が狭くなってしまいます。
なので非日常世界に触れるなど、視野を広げるため思いっきり気をそらすのです。
例えば「24」や「デスパ妻」、「glee」なんかのドラマを一気にワンシーズン見る、などです。
自分以外の人に感情移入し、他人の人生を生きているように錯覚する事で、逆に自分の人生をドラマのように客観的に見る事が出来るようになるんです。
大体、「24」とかの主人公に比べたら、自分は小さい事に悩んでいたなぁと気づくと思います。だって彼らは命かかってたりしますから。
そうして、クヨクヨ思い悩んでいた事に対して別の視点で考えたり、もっと運が良ければ思い悩んでいた事自体忘れる事が出来ます。
Bしゃべる
女性というのは、年齢と共に不快な感情を処理する脳の部分が、扁桃体から大脳皮質の前頭前野に移動してくるそうです。
扁桃体というのは好き・嫌い、快・不快、怒り・悲しみなどの情動反応を処理する器官です。
扁桃体で情動が処理される場合、上手く言葉では設明できないけど、楽しい、とか悲しい、という感じになります。
そして、大脳皮質は理性、分別、知性、言語といった高度な脳活動を司っています。
だから女性は、嫌な事があった時、それを繰り返し考えるようになるのです。
なので、その考えた結果をしゃべる事により、すっきり出来るのです。
失恋した時、女友達に泣きながら感情をぶちまけるとスッキリするのはそのためらしいです。
そして言語化して吐き出した感情は、忘れる事ができます。
逆に男性の場合、情動反応は扁桃体で処理され続けるので、自分の感情を上手く言語化して吐き出す事が苦手です。
だから男性は失恋をいつまでも引きずるのだそうです。
C考えて考えて考えまくる
もし、@〜Bでも、クヨクヨした気持ちが収まらない時。
そういう時はその事を考えて考えて考えまくります。
そうすると、脳が飽きて逆に忘れられるのです。
例えば、ある歌が頭の中をずっと流れている。という経験が誰しもあると思います。
その頭の中を流れている歌を止めるには、逆にその歌を聴きまくれば良いのと同じです。
気になっている事を隅々まで残らず考えると、「あ、もう良いや。この話題飽きた」って感じで急に興味がなくなるのです。
いかがでしたでしょうか。
嫌な事、と言っても大きいものから小さいもの、深刻なものから軽いものまでいろいろあると思いますが、その時の悩みに合わせて@〜Cまでの方法を試してみてくださいね。
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